そば

そば打ちが好きです。
ほめてもらうとうれしくなって調子に乗ります。

でもひとつだけうまくいかないことがありました。
家族に出すとそばが細切れになっています。
やっぱり素人だから何か足りないんだろうと、思い切って大山町のそば打ち体験にいきました。
そば打ち自身は何も得ることが無く、いつもの通りでした。
(始めての人向きの体験会なので)
そこでは自分で打ったそばを食べることが出来ます。
目の前に出されたそばを見て見事に長いそば。いつもの細切れでない。

思い切って厨房の人に聞きました。
「あのー、自分で打ったそばはいつも茹でると細切れになってしまうんですが?」
返ってきた返事は、
「打ち立てのそばを茹でる時は、まず、沸騰しているお湯の中にさっとそばを入れる。
決してハシを使ってかき回してはいけない。入れたらそのまま湯に任せる。やがて沸騰して浮き上がってきたら茹でるのはそれで終わり。ざるにあけ、流水で洗う。水にさらすと締まるので熱を流水で取ってから、ぬめりを取るためにそばを軽く手でもんでも崩れない。さらに氷水で締める。」
早速、家でやってみました。見事成功。
切るときになるべく細く切ってみました。上の茹で方をすると細くてもしっかり丈夫なそばになります。

もう一つやってみたいことが。
昔、TVで田舎のそば打ちばあちゃんが、そばを打っていました。
その時、そば粉100%でつなぎを使っていません。レポーターに質問され出た答え。
「鉄瓶に入れた熱湯を注いで打つとつなぎはいらない。」
その時はわかりませんでしたが今なら何となく予想がつきます。
熱湯を注ぐことによってグルテンが出て、粘りを生む。その粘りで打つ。そういうことなのかなと今は予想しています。

そば粉は地元で買っています。そばの名産地にいくと高いんです。
いつも買うのは富山の五百石にある中島製麺。1キロ550円。
今年の年末は手打ちしてみたらいかがですか?楽しいですよ。

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