スタジオ用ストロボの減光について

写真を生業としている方対象の書込み。

以前から気がついていたのですがスタジオ用のモノブロックや電源部と発光部が分かれているタイプのストロボのシャッタースピードによる減光をテストしてみました。

今回は、ワイヤレスとコードで信号ロスの違いが生じるのではないか?
これもふまえてのテストです。

1.最新のモノブロックストロボにワイヤレス装置を取り付けシャッタースピード1/50から1/320まで徐々に早くしていって周辺減光(正確には下部の方)をチェックします。
結果。
1/160の設定で下の方の光量減を確認。
1/200,1/250と上げて行く程、下の方がどんどん暗くなって行きました。
一応、同調速度なのでケラレはしません。でも減光します。

2.最新のモノブロックストロボに従来通りコードを取り付けシャッタースピード1/50から1/320まで徐々に早くしていって周辺減光(正確には下部の方)をチェックします。
結果。
1/160の設定で下の方の光量減を確認。
1/200,1/250と上げて行く程、下の方がどんどん暗くなって行きました。
一応、同調速度なのでケラレはしません。でも減光します。

結果は、全く同じでした。
シャッターを押してから、カメラのホットシューから信号がストロボに送られる。
コードだと信号ロスによる時間差が生まれ減光するのだと思い、ワイヤレスの方が良い結果を生むと思っていましたが同じでした。

次に、20年以上前から使っているプロペットのAX-2400T。
これで同様にテストです。
1.AX-2400Tにワイヤレス装置を取り付けシャッタースピード1/50から1/320まで徐々に早くしていって周辺減光(正確には下部の方)をチェックします。
結果。
1/125の設定で下の方の光量減を確認。
1/160,1/200と上げて行く程、下の方がどんどん暗くなって行きました。
一応、同調速度なのでケラレはしません。でも減光します。

2.AX-2400Tに従来通りコードを取り付けシャッタースピード1/50から1/320まで徐々に早くしていって周辺減光(正確には下部の方)をチェックします。
結果。
1/125の設定で下の方の光量減を確認。
1/160,1/200と上げて行く程、下の方がどんどん暗くなって行きました。
一応、同調速度なのでケラレはしません。でも減光します。

今回の結論としてスタジオ用ストロボでは、
コードとワイヤレスでの差は無し。
新しいストロボと古いストロボでは違った。

無難に1/100以上には上げない事が良いと思いました。

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