やっとX-T2を買いました。
ずっとニコン一筋でしたが思い切ってニコンを全部処分。
少し前にX-T1を主に切り替えました。
運動会や発表会、ステージ、スタジオ、出張撮影、集合。
初めの頃はそばに置いたニコンにすぐに切り替えられるように撮影をしていましたが
X-T1の良いところ、悪いところをほぼ全て確認し、対処できるようになってので完全に切り替えたわけです。
運動会で使えるのか?
古くは、ニコンのF3の時代から、そしてAFのない時代から運動会などの動き物を撮ってきました。
せっかく付いている機能だからとAFを積極的に使ってもきました。
しかし置きピンに勝てない。
具体的には。
リレー。
赤いコーンのところに置きピン。
次々とやってくる子供達をフレームを犠牲にすることなく全て写し取ることができる。
一人の子供ならAFで追うことも良いと思う。
しかし、全員を満遍なく撮るには、AFが邪魔。
トップの子が通り過ぎて次の子に、そして重なってたら?何をするかわからないAFほど使いづらいものはない。
ゴールシーン。
トップの子。時間差もほとんどなく別のレーンの子。6レーン一斉にまっすぐこちらに向かって直進してきたら。AFは邪魔なだけ。
しかもゴールテープを切る瞬間、うつむいている子も多い。カメラの前を横切る子も多い。ゴールテープの向こう側に置きピン。
そしてレーン全部写せるようにしていくつもシャッターを切る。
X-T1が好きな理由。
カメラ前面のAF切り替えでMFにする。
そしてカメラ背面の右上にあるAF-Lボタンを押せば、押している間AFがONになる。
この機能を使い、MFでもピントリングはほとんど回さない。
X-T2では、この部分のAF-Lが本当のロック機能になってしまった。
MFでAFロックでなくAFONにカスタマイズの必要ありです。
これで同じように使えます。
X-T1には、途中のバージョンアップにてAFエリアにゾーンという機能が追加されました。
非常に便利な機能です。
お父さんにおんぶされた子供の騎馬戦。
カメラマンから見ると左と右がどんどん入れ替わる。
子供の顔は小さいのでピントを追うことが大変。
しかし、AF-エリアのゾーンを使うとある一定の枠の中で勝手にピントを合わせてくれる。前面のエリアでなく一部分。そしてその部分は、顔のエリアに相当するように動かすことができる。
2歳児などがぴょんぴょん跳ね回り動き回る場面などシングルエリアのAFではイタチごっこ。AFのゾーン。そしてAF-Cの組み合わせがとても良い。
レリーズ優先でなくフォーカス優先にしています。ニコンならば安心してレリーズ優先にしていますがフジをそこまで信用していないのでフォーカス優先にしています。
2レーンに分かれてレースをするシーン。向こうに置いてあるコーンを回りこちらに帰ってくるよくある親子競技。
最近ではAF-Sでゾーン。動きのあるものはAF-Cのゾーン。
この組み合わせだけで撮影できます。
老眼の方にも優しいカメラです。
近視だった人は、メガネを外し裸眼にすれば近くのものを見ることができる。
もともと目が良い人は近くのものは老眼鏡をかけないと見られない。
このカメラはEVF。ファインダーで画像が確認できます。
X-T1は、果たして使えるのだろうか?
以前、AF-Cにしてゾーンで試してみましたが遅い。
なので結局AF-Cのシングルをいつも使っていました。
しかしX-T2は全然違います。
X-T2にブーストグリップを付けテスト。
ノーマルモードとブーストモードを切り替えても差がわからない。
フジに聞きました。
撮影設定のドライブ設定の「CH」がデフォルトの8fpsのままでした。
これを14fpsに設定。
実際にはCLで14fps。CHで11fpsになるようです。
一度設定すれば
記憶されるので再度の設定はいらないそうです。
テスト。
X-T1もX-T2も「AF-C」「フォーカス優先」「ゾーン」
X-T2はブーストモード。
使うメモリーカードはUHS-2の高速カード。
映像をアップします
X-T1
X-T2
安心して使えます。
いろいろ触っていて不満点が幾つか
スマホでのマナーモードに相当する機能がX-T1にはありました。
「電子音&フラッシュOFF」
Qボタンにも割り当てられます。
この機能と電子シャッターのおかげでステジーでの無音シャッターの設定がとても楽にできます。
しかし、X-T2ではなくなった。
なのでメニューに戻って、いろいろな音をOFFにして回らなければならなくなりました。
ロックもなくなった。
シャッターダイヤルやISOダイヤルは好きなところでロックできます。
しかし、よく動いてしまうドライブダイヤルや測光ダイヤルはロックできなくなってしまった。
このカメラ集合写真にも最適です。
MFにします。ピントあわせます。
X-T1では「FOCUS ASSIST」ボタンが背面にありました。
ここを押せば拡大表示してくれます。X-T2ではこのボタンが無くなり、背面のリアダイヤルを押せば拡大されます。
さらに右肩部分のAF-Lボタンを押せばAFが働きます。
アップした状態でピントの微調整。
フジのカメラにはいろいろなピント合わせの方法が用意されています。
使っているのは「PEAKの白の弱」
この機能を使ってピント合わせをするとピントの合った部分だけが白く強調されます。白の強だとシビアでなくなります」
そして昔のFUJIのブローニーネガフィルムNS160に相当する
Proneg STDというフィルムシミュレーションが用意されています。
充電に関してもX-T2は便利。
X-T2に付属している充電器では2時間30分。
ブーストグリップを使えば2時間。しかも2個同時で2時間だそうです。
カメラ本体に入っている電池の充電はグリップではできないそうです。
思いつくままに書きました。
不満点や良い点などきになることが出てきたらこのページに追記していきます。
追記
アップした途端にファームアップのお知らせ。
どうやら個別のロック機能が復活したようです。
追記2
新しく発売されたフラッシュEF-X500をつけての高速連射。
遅い。
メーカーに聞くと一枚一枚TTL調光しているので遅いらしい。
X-T1用のファームウェアでも記載されたTTL-LO
CKこれを使うとかなり早くなりました。参考に動画をアップ。