オリゴ糖

オリゴ糖の効果とは
人の健康維持に欠かせないものの一つに腸内細菌があります。腸には300種類以上、100兆個ともいわれる細菌が住んでいますが、この腸内細菌はビフィズス菌やアシドフィルス菌のような有益菌、病原性大腸菌等の有害菌、さらに中間菌に分けられます。
オリゴ糖は、有用菌の代表格のビフィズス菌の栄養素となり、繁殖を促進します。
胃や小腸で消化液や消化酵素によって消化吸収されることなく、大腸に達し、ビフィズス菌の栄養素となり、繁殖を促進します。
オリゴ糖(難消化吸収性糖質)は、経口摂取すると腸内細菌のいる消化管下部に届いき有用菌に選択的に利用されるので、プレバイオテイクスとなり得る条件を備えています。

便秘の方へ。
そして高脂血症の方へ。

母は、センナを主成分とした顆粒の生薬を常に飲んでいます。
調べてみると
「センナはお茶や漢方薬そして便秘薬にも使われていまして、便秘解消の効果もありますが、実は結構刺激が強く、人によっては副作用に襲われる心配があるのです。」
「センナは漢方薬の一種で体内に取り込まれることによって腸を刺激し、ぜんぞう運動という腸の運動を活発的にし、排便を促します。
センナは便をやわらかくするのではなく、直接腸に働きかけて便秘を解消するタイプの便秘薬となっているということなんですね」
「長期的によるセンナの使用は効果がなくなっていくことです。これは腸を刺激していくことで、腸が鈍くなってしまい弛緩してしまう」

ここまで感心して読んでいました。
が読み進めていくうちに健康食品(オリゴ糖)への誘導のためのページだと気がつきました。
そこは
「カイテキオリゴ」
2451円~(150g)30日分
1日あたり81円~
原材料
ラフィノース、ミルクオリゴ糖、乳糖、セロオリゴ糖、ショ糖
4種類のオリゴ糖を含むと書いてあり、消費者心理をくすぐります。
定期販売だけです。
他に
「はぐくみオリゴ」
2944円~(150g)30日分
1日あたり98円~
原材料
ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、乳果オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ビートオリゴ糖
こちらも定期販売だけです。
写真は載せません。
良く有る定期的に購入させる健康サイトです。

安いところを調べると、楽天で
「ラフィノースオリゴ糖」
200gで1872円。
100日分。
1日あたり18.72円

ついでなのでオリゴ糖を調べます。

大事な事は、
「難消化性オリゴ糖であること」
オリゴ糖には、小腸で消化・吸収される消化性オリゴ糖と、
胃・小腸などで消化されないまま大腸まで到達する、難消化性オリゴ糖があります。
難消化性オリゴ糖は、大腸まで行くと、そこで善玉菌の餌になることで腸内環境を良くして、お通じに効果を発揮するわけです。

どれが良いのか?
色々考えた結果、
「フラクトオリゴ糖」
が良いと思いました。
整腸作用
高脂血症改善
血糖値調整
玉ねぎ、ごぼう、アスパラガス、バナナ、はちみつからつくられます。

「食品機能性の科学」の中から抜粋
可消化性と難消化性のものがある。
難消化性オリゴ糖には、非う触性に加えてそれらが大腸に達して、腸内微生物に資化されることによる生理作用が有る。
難消化性オリゴ糖の場合、ビフィズス菌に容易に資化されるものが多い。
ビフィズス菌や乳酸菌など、ヒトの健康に対して有用な微生物の増殖は、下痢などを起こす毒素を持つ有害菌の増殖を抑える事になる。
全ての難消化性オリゴ糖は、小腸でほとんど吸収されないため糖としては吸収されず、したがって血糖値はあげない。難消化性オリゴ糖の脂質代謝への影響に関しては高脂血症改善作用が報告されている。
オリゴ糖による大腸発酵促進は、血清中性脂肪濃度を下げインスリン抵抗性を解除することにより耐糖能を改善する可能性がある。
コレステロール合成の抑制作用も報告されている
規格基準型の特定保健用素材として6種のオリゴ糖が認可された。
ラフィーノースは、この6種に入っていない。
フラクトオリゴ糖は、ミネラルの吸収を助ける食品として許可されている。

フラクトオリゴ糖についての個別解説より抜粋
ネオシュガーとも呼ばれ、難消化性で低カロリー。
ビフィズス菌によく資化され
「ビフィズス菌を増やして、おなかの調子を整える」規格基準型の特定保健用食品素材として許可されている。
カルシウムやマグネシウム、鉄の吸収作用や血清中性脂肪濃度の低下作用が報告されている。
他の5種類の規格基準型を見ましたが、中性脂肪の事を触れた物は無いです。

定期販売で実績の上がっている「カイテキオリゴ」
これの主成分である甜菜から作られるラフィノースは、7番目に取り上げられています。

購入の話。

フラクトオリゴ糖を安く購入したいと思い調べました。
原体は、2社でしか作っていない様です。
1つめは明治
http://www.meiji.co.jp/health/oligo/index.html

シロップタイプだと
600g入って1300円前後。
1日15gとして40日間分。
1日約32.5円

もう一つは
日本オリゴ株式会社
地元富山の南砺市の会社です。
http://www.nihon-oligo.co.jp/index.html

700g入って899円前後。
1日15gとして40日間分。
1日約19.26円

電話で聞きましたが、日本で売っている物は明治さんから材料を購入し加工した物が多いそうです。
ここは、独自に作っているそうです。

日本オリゴ糖のHP見ていて疑問が?
北海道で獲
れる甜菜(さとう大根)から作っている。
ラフィノースも甜菜(さとう大根)から作っているはず。
電話で聞きました。
甜菜には、ほんの少しだけラフィノースが含まれている。
これを取り出して粉末にしたのはがラフィノースオリゴ糖。

日本オリゴのフラクトオリゴ糖は、甜菜を原料にして発酵させて作り出されたオリゴ糖。

さらに聞くと、日本で消費される砂糖200tほどの割合は、
甜菜40%、サトウキビ60%。
それをイオン分解や活性炭除去などして白くしているそうです。
そのサトウキビも90%近くは外国産の様です。
漂白してあの白さを作り出しているのではないそうです。
海外は、ほとんどがグラニュー糖で、上白糖は、最終工程でグラニュー糖である、しょ糖に
転化糖(ブドウ糖と果糖)を加えて作られたもの。

文章だらけのブログになりました。
健康のために日本オリゴのオリゴ糖を定期的に。
販売は、富山なら大阪屋、アルビス。生協のカタログにも載っているそうです。

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