家を建てる時

結婚時に家を建てました。

建ててからわかった事がたくさん。

外壁にはメンテナンスが必要。
長くて15年に一度、足場を組んで壁塗り直しが必要。
屋根材に瓦でなくサイディングを使用している場合は特に要注意。
サイディングの切断面から水が数年かけてしみ込み反り返ってきます。
やがてコケが生えてくる。
費用は、足場を含んで100万円はかかります。

今なら迷わずガルバリウム鋼板で屋根も外壁も覆ってしまいます。
身近ではヨドコウの物置に採用されていますね。

家に収納をたくさん欲しいとみんな言います。
長い間、生きていると普段必要ないけど特に家の中に置いておく必要のないものが出てきます。
スーツケース、冬に使うファンヒーターなど。
ヨドコウの物置を買いましょう。
庭の開いたスペースに置くタイプだけでなく家の外壁にぴたっとくっつけて設置する奥行きの少ない物もたくさん出ています。

食器棚、これも要りません。
普段使う食器なんて少し。
使わない大皿など箱に入れて保管しておけば良い。
ビフォアアフターなど見ていると普段使う机の引き出しに普段使いの食器をしまっているのを良く目にします。

洗濯物どこに干していますか?

居間に長窓があれば外にウッドデッキを設置できます。
ウッドデッキはやがて腐っていきます。
サンルームタイプのウッドデッキでも良い。居間に面して外につながる導線。
とても広く感じます。せこせこしていません。
昔の縁側感覚ですね。

家を建てる時、どうしていますか?
住宅会社の大手、例えばテレビで宣伝している○マホームとか○キスイホームとか。
有名なタレントを使い、テレビコマーシャルを頻繁に流し、チラシもどんどん。
そして住宅展示場、そこの常駐スタッフの人件費。それらは全部施主である家を建てる人が負担しています。
僕も地元の住宅大手で建てました。
でも工事にくるのは工務店の人。
その住宅会社と契約している大工さんです。

後々いろいろわかってきましたが、住宅会社は坪45万とか言ってセールスします。
そこには、電気器具やカーテン、流し台全部合わせた金額を建坪で割ったもの。
実際は、その45万円のうち20万円ほどは住宅会社が持っていきます。
先ほど書いた維持費のためです。
その差額の坪25万円で家を建てているのです。

もし今家を建てるなら確実に地元の工務店さんに直接頼みます。
一番賢いのは、いろいろな住宅展示場を回りパンフレットを貰い自分の建てたい家の間取りを決める事。
そして一級建築士の方の所に行ってそのパンフレットを見せて設計してもらうんです。
一級建築士さんに設計なんてと大げさに考えては行けません。
ネットで調べるとわかりますが売れっ子は違いますが多くは建築費の10%が設計料。
その建築士さんについでに腕の良い工務店さんを紹介してもらい、建築士さんに工務店が指示をきちんと守っているか施工管理もやってもらう。
それでも安く建ちますよ。

100年持つ家なんて絶対に建ててはいけません。
子供の人生を縛り付けるだけです。
子供がおおきくなったときライフスタイルは大きく変わっています。
丈夫な家を建てるとその間取りに合わせた生活に自分を合わせなければいけない。
大工はとにかく長く持つ家を建てたがります。
柱を太くして持つ家を建てるより、予算を押さえた方が良い。

中途半端な家なら子供はさっさと壊して新しい家を建てやすい。

できれば子供が結婚したら中心街の中古住宅に住むのが良い。
そこで古い家の不便をたくさん学び、同時にお金を貯める。
程よい頃にその家を壊し新築を建てる。

ウッドデッキを作ることが出来る外に面している長窓のある居間か?
いつも間取りを見るときにはそこを見ます。
運良く、将来となりの地面が変えたらその時に居間とつなぐことが出来る。
中庭になるのです。

上に書いた事が今時点での考え。
理想の家は何度か建てないとわからないらしい。

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