ストロボ撮影(最近の撮影法)補足

NIKONの専用ストロボは、SB-800を使っています。
その次に出たSB-900に付いて調べてみました。
DXとFXに対応している。この事から光量が有効に使えるようなのでGNが大きく使用できるようです。
先日の「オートFPハイスピードシンクロ」は、高速シャッタースピードが使用できるのですが、注意しておくべき点が見つかりました。
具体的な数字で表すと

ISO100、50ミリの条件では、
DXフォーマット、スタンダード配光は、Gn46
DXフォーマット、均質配光は、Gn43

今使っているSB-800では、
ISO100、50ミリの条件では、
DXフォーマット、スタンダード配光は、Gn44

「オートFPハイスピードシンクロ」を使うとシンクロ最高速度が250/1が、その上の500/1、1000/1も使えるようになります。便利なようですが落とし穴。
FPでは、シャッタースピードが上がるたびに1EV光量が落ちていきます。
説明書には、
ISO100、50ミリ、500/1の条件では、
DXフォーマット、スタンダード配光は、Gn16.8。
1EV光量が落ちるということは、光量が半分になる事。計算上では46の半分なのでGN23のはずですが、実際はGn16.8。
1000/1を使えば16.8のさらに半分。

使うレンズによって考えなくては。
3.5~5.6のレンズを使うなら外の光が、F8で500/1になるようにisoを決める。
通常、ISO100で晴天では250/1でF8。ISO400なら500/1でF11。
強い陰が出るような日差しでは
ISO100では500/1でF8。ISO400なら1000/1でF11。
GNはISO100からISO400になれば、2絞り分。GN16.8ならGN67.2。
絞り×被写体までの距離がGN(光量)なので、外での日中シンクロの場合、なるべくF値を開けたい。
ISOが100から400に変わってGNナンバーが大きくなってもその分二つ絞られるのだから結果は同じ。
どれを選択するかは、その場の光を計り、使うレンズの解放値を考え、決めるのが妥当。
上に書いた、F8で500/1が目安ですね。

SB-900を使うなら、
室内での直射光では、TTLモード、均等配光。マニユアルモード。
室内でバウンスを使う場合、BLTTLモード、スタンダード配光。マニユアルモード。
屋外では、BLTTLモード、スタンダード配光。シャッタースピード優先。使うレンズによってF値とシャッタースピードを調べ、ISOを決定。

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