過去に、カンブリア宮殿というテレビ番組で紹介された鋳物のフライパン
「魔法のフライパン」

鉄のフライパンではありません
鋳物です

溶かした鉄を流し込む
最近では、スキレットがそうですね
でも鋳物ものは、重い
女性が普段遣いで持つには重すぎる
それを解決したのが、この錦見鋳造さんの魔法のフライパン
26cmもので重さは、980gで底厚が1.5mm
大量生産したいと言っていましたが、作るのが大変で無理なようですね
僕は運良く1年半待って購入できましたが、現在3年待ちです
鋳物ならではの良さは、熱効率の良さ


魔法のフライパンの素材は、1.5mmの鉄鋳物。
ステーキ皿やすき焼き鍋、そしてダッチオーブンなどのように、鉄鋳物は料理と相性の良い素材です。
鉄鋳物に含まれる炭素には、遠赤外線効果もあります。
ただ、鉄鋳物の問題はその重さ。
錦見鋳造では、10年の歳月をかけて業界の常識を打ち破る、板厚1.5mmの鉄鋳物の開発に成功!
従来の1/3の厚みにすることで、女性でも片手で扱える鉄鋳物フライパンを完成させました。
鉄のフライパンや鉄鍋もそうですが、普段テフロン加工の物を使い慣れている人は、この鉄物を使うと焦げ付かせてしまうことが多いです
冷めた具材を入れると、表面の油の膜が取れてそこが焦げ付きます
お好み屋さんや、お祭りの屋台や長い帽子をかぶったシェフが目の前で肉を焼いて出してくれる高級鉄板焼きのお店などは、かなり厚みのある鉄板を使っています
食材を入れても簡単に鉄板の温度が下がらないようにするためです
この魔法のフライパンを購入した時は、いつも焦がしていました
しかし、油を入れて強火で熱し、白煙が出るまで放っておいてから卵を落とすと、最後までフライパン上で滑るように動きます。
野菜炒めも強火でできるのでパリッとしています。べっちょりしていません
中華料理で使われるガスコンロは、真ん中までガス火が届くような構造になっています


家庭用のガスコンロは

真ん中に火が当たらない
その事を考えて使う必要があります
鉄板より蓄熱に優れているのが鋳物
しかし、どうしても重くなる
それを解決したのが魔法のフライパン
どうしても焦げ付いたり、する時もあります
定期的にスチールタワシでがんがん磨いています
そして油を引いて強火で熱すると元どおり
数年前に鋳物とホーローで有名なバーミキュラが鋳物とホーローを組み合わせたフライパンを売り出しました

バーミキュラの鋳物とホーローの国産の鍋

他には、ル・クルーゼ

ストウブ

鋳物とホーローの組み合わせで有名なバーミキュラが出したフライパン


錦見の26cmは

バーミキュラは、錦見と同じ底圧1.5mm。重さ1.1kg
木製のハンドルにして、ホーロー加工までして120g重いだけ
税抜き15300円
現在、
バーミキュラのHPより




書いてあることやコンセプトは錦見と大体同じだと思います
バーミキュラの方で気になるのが、手入れ
金属タワシでコスルこともできない
長い間使い込むとホーローが剥がれてくる
木製ハンドルも傷んでくる
有料で、最ホーローコーティングをして木製ハンドルも新品に交換してくれるそうです
鉄ものは、一生物。
鋳物ならなおさら滅多にダメになりません。
人の寿命よりも長持ちします
使い込めばさらに良くなっていきます
定期的な使い捨てのテフロン加工ものと違います
錦見鋳造さんの魔法のフライパン
3年待ちですが、価値はあります
コメント
[…] 鋳物のフライパン […]