昔のブログで「視力測定」の事を書きました。
今回は老眼の話。
老眼とは、ピント調整機能の幅がどんどん狭くなっていくこと。
遠くを見るときの視力は変わりません。
老人性遠視とい言葉があります。
老眼が進行するとだんだんと近視が改善されていくことです。
詳しくは知りませんが、ピント調整機能が改善されるわけではありません。
若いとき。老眼でないときですね。
近くを見ようとすると水晶体の調整力によって幅が変化しピントを調整してくれます。
これによって近くをみてもピントが合うわけです。
経験上ある程度離れると無限大と同じになるようです
目安として5〜7m以上遠くをみてもこの水晶体は変わらず同じ。
カメラ用レンズで例えるなら5m以上離れると無限大に等しいということです。
この水晶体の機能が衰えていく。
だんだんと近くが見えづらくなっていく。
老化です。
私は、近視です。乱視も入っています。
老眼が進んだので視力測定に行きます。
遠くを見るときの数値を1.5に合わせると今までと変わらない調整値。
その状態のメガネをかけて近くを見るととても見えづらい。
今まで手の指の指紋が見えていたのに目からいつもより離さないと辛い。
遠くを見るときの値を0.7まで落とすと今まで通り近くを見ることが楽。
測定している方に教えられたのは、どちらかを選ばなくてはいけないということ。
若いときは、水晶体の柔軟さで遠くも近くも可能でした。
しかし、老眼が進んだ今は、遠くを犠牲にすれば近くが楽になる。
もともと近視なのでめがねを外せば、かなり近くまで目を近づけてもピントが合う。
最近は調整能力も落ちていき、メガネを外してもピント調整力の幅が衰えたと感じ始めています。
具体的に書くと
写真撮影などで遠くを見る時用
右目-3.25 左目-2.50 乱視-0.75 AXIS乱視軸 右137度 左41度 瞳孔間距離30.5
これで軽く1.5です。
近用
右目-2.75 左目-2.00
これで遠くは0.7。近くは無理なく見えます。
では、もともと視力が良かった人が老眼になると。
だんだんと近くの物が見えづらくなり、計算上では1m以上離さないと近くが見えなくなります。
なので近くを見るためにメガネが必要になります。
もともと近視だった人はメガネを外せば済むのに、良かった人は逆にメガネがないと近くを見ることが辛くなる。
首からチェーンでメガネを首から下げて必要な時だけメガネをかけて近くを見ている人がいます。多分それだとおもいます。
では、どういうメガネが必要なのか?
選択肢は2つ。
遠近両用メガネ。
遠用、近用など使い分け。
私は、使い分けを選択しています。
母や、父を見ていると高いお金を出して頻繁にレンズを買い替えています。
遠近両用メガネは高価です。それを頻繁に買い換えるとかなりの出費。
数年で老眼が進行していくので避けて通れないようです。
私は、普段は近用をつけています。
部屋の中では全く不便を感じません。パソコンや新聞、テレビ。
そのまま出かけて本屋に行くと遠くが0.7の視力。
1.5に慣れると違和感がありますが、0.7だと目への負担も少ないと眼科さんに言われたこともあり慣れるよう頭を切り替えました。
遠くを0.5まで落とすと近くがもっと楽になりますが3mほど離れた小さい文字のカレンダーが見えずらいので普段用としてはダメなようです。
近々。新聞用として0.5まで落としたものも買おうかと思案中です。
使い分けのため頻繁に掛け替えをすると面倒ではないか?
壊れやすいのではないか?
費用対効果を考えると苦にはなりません。
JINZで購入しています。
とても安いです。
薄型レンズをつけて3900円から。もちろん度付きです。
安いので長く愛用するという常識は捨てました。
メガネの愛用者として初期の厄介さは調整。
鼻あての部分、耳に当たる部分。
JINZのラインナップの
【Rubber Modern Airframe】ラバーモダン エアフレーム
JINS SCREEN
この2種類だけ耳に当たる部分にラバーフレームを採用しています。
自分で調整できます。
鼻あての部分は固定です。
パソコン作業ようにブルーライトカット用をもう一本買ったり。
補償も充実しています。
フレームは、6ヶ月以内なら交換可能。
折れた、壊れた、傷ついたどんな理由でも新しいものと交換してくれます。
6ヶ月過ぎても耳に当たるラバーを新品に交換してくれました。
レンズは6ヶ月以内なら交換。
利用中に度数が進行したなどのこちらの都合でも交換してくれます。
合わせて6ヶ月以内に2回まで。
アウトレットやセール品は対象外のようなので購入時に考える必要あり。
メンバー登録しておけば、誕生月に30%オフのクーポンコードもらえます。
店頭での視力測定は無料。
ネットで購入するので視力測定お願いしますと述べると快く対応してくれます。
そして測定値を紙に書いて渡してくれるのでネットで入力し購入可能。
昔と違ってメガネは、フレームを生かしてレンズを交換することから、全取っ替えの時代。JINZを利用するきっかけも、フレームの良さをアピールされ買ったものの、レンズ交換だけしに行ったら、横にあるセット販売の方が良いレンズが付いてフレーム付きで安い。その矛盾から安売り店に出かけ勢いで購入。
気に言いらなくてもどうせ安物だからと利用しましたが今ではお気に入り。
もちろんJINZでも遠近両用は選べますが、老眼の仕組みや進行度合いを考えるなら使い捨て感覚のメガネ選び(ファッション感覚で)良いと考えています。