X-T2と新しいフラッシュEF-X500が発表されました。
X-T1を2台所有し使っています。
初めての一眼タイプのミラーレスということでいろいろ使いにくい点もありますが全てを含め付き合っています。
仕事で使う上での不満点。
ドライブダイヤルなどのつまみ類が知らないうちに動いている
(のちのファームアップでかなり細かくロック指定ができるようになったので解決)
男の手にはグリップが小さすぎる
(ニコンは重いけどプロダクトデザインの良さで重く感じない形状をしている)
連写時にストロボが使えない
(最近のファームウェアでこれも解決)
AFに関しては、ファームウェアでかなり改善されたので使えるAFに少しはなった。
しかし、AF-Cでゾーンエリアで連写にすると不規則な動きになり遅い。
AF-Cでシングルエリアにすると使える。その差が激しい。
この際の連写でストロボがきちんと追従し適正露出を保っていたことは良し。
仕事で使う上での利点
無音シャッターが使える。
(舞台撮影や発表会などではかなり便利)
EVFが優秀。
ニコン時代の癖で撮ったらモニターで確認していた。このX−T1を使うようになってからはモニター確認はあまり必要ない。
撮影後表示を0.5秒など指定しておけばカメラから目を離さずに目つぶりや露出、色などが即座に確認できる。撮影後表示をOFFにすると光学ファインダーのように被写体の変化を捉えながら撮影ができる。
逆光やステージ上の端の暗い部分など、露出の変化がファインダーに反映されているので即座に対応できる。
高感度撮影でJpegがそのまま使える。
たくさんのステージ撮影をこのX-T1でしてきましたが、高感度特性はかなり優秀でjpegでも色、解像度が使える域にあります。
各種ダイヤル類が一目でわかる。
集合写真で使う場合。
誰かがいたずらしてカメラの設定を変える場合だってありえる。
私は、わかっている設定は全てセットしロックしてしまいます。
例えば、シャッタースピード、ISO値、フォーカスモードなど。
集合写真ではマニュアルフォーカスを使います。
カメラ背面のAF-Lボタンを押すとマニュアルフォーカスモードでもAFが働きます。
そして同じく背面にある「Forcus assist」ボタンを押すと指定したピントエリアをさらに拡大してくれます。
MFアシストをフォーカスキーピング ホワイト弱にしてピント微調整。
ローパスフィルター無し。
ソフトウェアでごまかすのではない。
安い。
ちょっと高級な一眼デジカメ1台の料金で2台買える。
頻繁なファームウェアアップデート。
通常ならsをつけたりマークなんとかにして新機種にするところなのですが、無料で新機種なみのアップデートしています。
他にもいろいろありますが思い出すまま書いてみました。
そしてX-T2発表
早速触ってきました。
いろいろ変わりました。
性能的には
1630万画素から2430万画素
SDカードがダブルに
4K動画3840×2160
標準出力感度200〜6400が200〜12800に
露出補正が上部のダイヤル以外にCにすることで全面コマンドダイヤルで操作可能
-5.0EV~5.0EVまで可能
メカニカルシャッターが1/4000から1/8000に
連写が8コマ/秒から14コマ/秒に
シンクロ速度が1/180から1/250に
起動時間0.5秒から0.3秒
撮影間隔0.5秒から0.17秒
シャッタータイムラグ0.05秒から0.045秒
EVFフレームレート100フレーム/秒に
AFの機能強化について
X-T1は、コントラストAFと像面位相差AFの併用なのですが
X-T1では位相差部分9点測距点49点。
X-T2では位相差部分49点測距点91点。
さらに細分化することで325点に切り替え可能。
EVFで問題になってくるブラックアウトに関しても大きく進歩
この表では「1」がブラックアウトの時間。「2」が実物を認識できる時間。
かなり進歩してます。
今回熱対策を施したバッテリーNP-W126Sがでます。
4K動画を撮るときに熱問題が発生するそうです。
それ以外では従来品も使えるので今まで持っているバッテリーはそのまま使えます。
容量も全て同じだそうです。
X-T1とX-T2を使って比較テストもしてみました。
AF-Cで連写でAFシングル
AF-Cで連写でAFゾーン
この条件で、X-T2の差はなかったです。
動き回って予測できない複数の子供達。
向こうからこちらに走ってくる子供達。
ストロボ使った連写モードのAF-Cでゾーン。
上の条件ではシングルエリアしか使えなかったけど、ゾーンで仕事で使えるところまで来たようです。
X−T1もX-T2も-10度まで耐えられる設計。
レンズも防水で-10度まで耐えられるものが出ています。
費用対効果を考えるとXシリーズは選択肢に入ってくると思いますよ。