昨日、同調速度2というブログを書いたのですが記載したデーターに納得がいかない部分もあり再度テストした内容に置き換えます。
前回とどこが違ったのかというと
使ったレンズは16-55。
前回は、わかりやすくするため、撮影した画像をレベル補正を使い一番白い部分(左上)をスポイドし、ホワイトバランス調整も含め白く調整していましたがそれを一切せず、リサイズのみ。
純正ストロボを使ったデーターはそのままです。
それぞれの光源でしっかりとホワイトバランスをとり、テスト撮影ではストロボメーターで計った数値よりも1絞り開けた状態で撮影しました。
使える機材のセレクトショップさんのブログ
ここで非HSSのモノブロックでのシャッタースピードの実験をしています。
使用するカメラはニコンのD810。
ここの実験では、1/250まで画面内で減光がない。
以前、X-T1を使ったテストをブログに書きました。
その結果、X接点が1/180のX-T1でのモノブロック使用時。
1/100まで下の方に減光なし。
1/125から左下に影響が出始めました。
使える機材のセレクトショップさんのブログでは1/250までOK
純正ストロボ使用によりハイスピードシンクロ(FP発光)が可能になった
X-T2。シンクロ速度も1/250になりました。
改めて同じ条件で今度はX-T2でテストしてみました。
いつも集合写真で使っている機材。
プロペットのPC-1200と集合写真用ヘッドH-215Q。
そしてモノブロック200E
そしてモノブロック200E
使うカメラは
FUJI X-T2。レンズは16-55f2.8。
FUJI X-T2。レンズは16-55f2.8。
シンクロコードを使わず無線のラジオスレーブRF-603 IIを使用しています。
ラジオスレーブRF-603 IIについてはこちらをごらんください
Mono200E FULL発光でのテスト
上から
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
とシャッタースピードを変えながらテストしました。
とシャッタースピードを変えながらテストしました。
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
次に
Mono200E 一番小さい出力でのテスト
上から
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
とシャッタースピードを変えながらテストしました。
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
プロペットに以前教えていただいた情報によると
高速閃光が可能なSQシリーズは出力が最小限の方が閃光時間が早くなる。
しかし、通常のシリーズや電源部が別のタイプでは
FULL出力の方が閃光時間が早くなると教えてもらいました。
次に電源部と発光部が別のタイプH-215Qでの実験
まずはFULL出力
上から
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/60
1/100
1/125
1/160
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1/250
1/320
1/400
とシャッタースピードを変えながらテストしました。
1/30
1/60
1/100
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1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
次にH-215Qでの最小限の出力
上から
1/30
1/60
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1/160
1/200
1/250
1/60
1/100
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とシャッタースピードを変えながらテストしました。
1/30
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1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
次にスタジオで使っているプロペットのかなり古いストロボ
AX-2400T
上から
1/30
1/60
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1/125
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1/400
とシャッタースピードを変えながらテストしました。
1/30
1/60
1/100
1/125
1/160
1/200
1/250
1/320
1/400
ついでにFUJIの純正ストロボEF-X500を使ったテスト
FP設定をONにしたときとOFFにしたとき。
まずはFP設定OFF
1/160
1/200
1/250 X接点はこの1/250。
1/320
1/400
1/500
わかりやすい結果です。
次にFP設定をONにします
1/160
1/200
1/250
次からFPモード。
ニコンの説明書によるとX接点を超えると1/2ずつ減光されていくと書いてあります。
EF-X500の説明書の110ページにFP発光時のGNの表が載っています。
「シャッタースピードが1段速くなると、ガイドナンバーは、1段小さくなります」と書いてあります。
1/320
1/400
1/500
1/640
1/800
1/1000
今回の結果では、X−T2のシンクロ速度の1/250まで変化はあまり感じません。
記載したデータ。1/30でも下の方が薄くねずみ色っぽくなっていますが、カメラのモニター上では均一な写りになってムラはないです。なので敢えて修正せずそのまま載せました。
この結果を見てどう判断されるのか?
それぞれのカメラによって結果は違うかもしれません。
追記
画像の下の部分が薄いグレーになる。
同じセッテイングで撮り直してみました。
今度は、カメラのレンズとストロボの軸を同軸上にしてレンズはズーム望遠側めいいっぱい。メーターの値より2絞りオーバーにしても変わらない。
再度テストしましたがやはり下の方が少しグレーがかる。
3種類の違うストロボで共通し、下の方が薄いグレーがのっている。
外に出て同じカメラ、同じレンズで空を写してみた。下の方が薄いグレーになるなどのムラは全くない。
大型ストロボの特性なのでしょうか