手元の資料を整理していたらXシリーズのフィルムシミュレーションの役に立ちそうな資料がいくつか見つかりましたので貼ります
Xシリーズに採用されているのは、
ベルビア100(100Fではない)
プロビア100F
アスティア100F
上の表で、色再現性、彩度、階調を比較出来ると思います。
裏面を見ると製品の特徴と分かりやすい分布図。
分布図はだいじなのでさらにアップ。
色については、アスティアがプロビアよりもより忠実なのが分かります。
プロビアは、ナチュラルカラーと表現、より忠実なアスティアは、リアルカラーと表現しています。
階調は、ベルビアは硬く、アスティアは柔らかい事が分かります。
そしてアスティアは、彩度も低い。
手元のアスティアのことを語っている記事を貼ります。
アスティア100Fではなく、その前のアスティア100についての記事です。
なぜ、Xシリーズのフィルムシミュレーションでアスティアのことをソフトというのか。
やわらかいと表現するのか理解出来ると思います。
カメラの標準であるプロビアモードだけでなく、アスティアモードも使う。
プロネガSTDモードもプロネガHiの選択肢もネガの頃のNS160とNH160と同じ。
これらが有るからRaw現像しなくてもjpegのまま使えるカメラなのだと思う。
フィルムシミュレーションのためだけにX-T1を買うのも良いと思います。
先日、お客さんが人物ぶれのスナップ写真を持って来られました。
かなりの年齢なので絞りもシャッターもISO(ASA)感度も理解されています。
X-T1を見せて軽く説明。
感度ダイヤルも、絞りも、シャッターも赤色のAに合わせると全自動。
シャッターダイヤルだけを好きな値に変えて、他はそのままにするとシャッター優先。
「これならば人物ブレは起きませんよ」
即座に理解されました。
店の電気を消して撮影。
ストロボを付けていないのに明るく写っている。
感度は6400まで自動で動くようにしています。フジは高感度に強いのでほとんど高感度ノイズを感じない。
「このまま絞りを変えて、お好みのシャッター値と絞り値で同じように撮影出来ますよ」
この事も即座に理解。
「このカメラで同じように写すときはどうするの?」
ご自分のカメラで同じように撮影したいと言われました。
カメラを観察。
「無理です」
X-T1は、上に書いた3つの事が目に見えています。
しかしお客さんのカメラは、マニュアル的に使おうと思うと、とても面倒。
○a○onです。説明書が横に必要です。その時に理解出来てもすぐに忘れてしまうでしょう。
同じような事が、幼稚園の先生へのアドバイスでもありました。○os ○iss。
消費者が使いやすいカメラが良いのか、消費者が何も考えなくても写るカメラが良いのか?
どちらが使いやすいのでしょう。
X-T1やニコンのDfはその答えを出していると思います。