脳の栄養。

「脳と他の身体組織には大きな違いがあります。
他の身体組織は三大栄養素のうちの、どの栄養素でもエネルギー源にできますが、
脳はブドウ糖しかエネルギー源になりません。
そのうえ、脳は莫大なエネルギーを消耗します。
脳は一日の基礎代謝量の20%消費。
食生活に気をつけないと、脳のエネルギーはすぐに枯渇してしまうことを意味します。」
「脳は筋肉とは違って、ブドウ糖を蓄えることができません。
血液中のブドウ糖が不足してくると、今度は肝臓に蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖に変換されて、補われます。
しかし、肝臓に蓄えられているグリコーゲンはそんなに多くはありませんから、長くても12時間程度しか脳にエネルギーを供給できません。
これ以降になると、脳はどんどんエネルギー不足になってしまいます。」

ではどうするか?
先ず思い浮かぶのが「砂糖」
脳が緊急にブドウ糖を必要とするとき、もっとも頼りになるのが砂糖です。
食べ物として摂取された砂糖は、小腸で消化吸収され、その後数10秒で血液中に現れます。
砂糖は、ごはんやパンに比べて吸収が速く、失われたエネルギーをすばやく回復させる速効性のエネルギー源なのです。
徹夜の試験勉強や長時間の会議に出る時には、甘いものを摂ると集中力が増して、頭がすっきりします。
マラソンなどのエネルギー消費が多いスポーツで疲れきった時や糖尿病患者が急激に血糖値を下げすぎて昏睡状態に陥った時、砂糖水を飲ませたり、アメをなめさせるのは、砂糖が緊急なエネルギー補給にもっとも有効だからです。

砂糖はブドウ糖と果糖が結合したもので、小腸の上皮細胞にあるシュクラーゼという酵素によって、分解されます。ブドウ糖はすみやかに小腸の壁から吸収され、血管を通して全身にいきわたり、体や脳のエネルギーになります。

では、「砂糖」と「はちみつ」

砂糖    ブドウ糖と果糖が結合したショ糖=二糖類
はちみつ  ブドウ糖約35%、果糖約40%の単糖類

はちみつはもともと砂糖の70~80%のカロリー。
甘さが砂糖の1.5倍。

砂糖は、体内での吸収にインシュリンの助けが必要
インシュリンの作用で血糖値が安定しない

はちみつは、インシュリンの助けを借りなくてすむため、血糖値が安定。
砂糖は、体でブドウ糖に変える必要が有ります。
はちみつは始めからブドウ糖になっているのでそのまま吸収されます。
なので脳の栄養分として速攻で効果があります。

昼に眠たくなるのは、おなかに入った食べ物を消化するため血液が胃に集中するから脳の血流が減少し、脳が休めと言っている。とどこかで聞いた記憶が。
同じ様に脳の栄養が不足すると、働きが鈍くなり、集中力がなくなったり頭がぼーっとしたりするのかもしれません。

試験勉強で頭がぼーっとした時。
受験勉強当日、朝はちみつをなめる。
試験と試験の合間に飴をなめる。
はちみつレモンに、はちみつをさらに入れ、水筒として持って行く。

こんな些細な行為が実は大きな結果を生み出す事があるかも。

たしかテレビドラマの「SPEC」で戸田恵梨香がはちみつをガシっと握りしめ一本丸ごと
口に流し込んでいました。
ドラマの設定上はIQ200。脳を異常に使うため栄養摂取が必要というストーリー設定です。

はちみつはおすすめです。
以前にブログで2回程「はちみつ」書きました。
今も営業しているのかな?
おすすめです
http://ameblo.jp/nurari-h/entry-10427951075.html
http://ameblo.jp/nurari-h/entry-10956130324.html

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