過去に同じ様な投稿をしていて内容がダブっていますが、動画を撮ったので、除雪について書き込みます
敷地は、竿地と呼ばれる奥まった場所にあります
車のために除雪が必要。
ママさんダンプを使い、表通りの水が流れる側溝に何度も往復し、少なくとも3時間は除雪作用に必要
電動のToroという除雪機も使いますが、非力なため、重い雪はあまり飛ばない。
去年思い切ってヤマハのエンジン型の除雪機を買いました
税込で148000円
キャタピラーがない、手押しのタイプ
2つタイヤがついていて、舗装道路などは少し上部を持ち上げるとそのタイヤで移動できます
本体は40kg
底にソリがついているので大きな力を入れることなく動かせます
ハンドルを上に持ち上げると、オーガと呼ばれる雪を取り入れ回る部分が地面に少し噛みつき、
その力で前に進みます。
もっと高い、オーガと前進後進のキャタピラー部が分かれているタイプがありますが、
前進後進、ターンが面倒。
このYU240は、掃除機をかける様に扱えます。
実際の除雪の様子の動画がこちら
除雪前
除雪後
軽い新雪なら1時間ほど。
重い雪も含んでいると1時間半から2時間ほど
購入は、コメリで買うのが一番安いです
特定の日までに買うと、除雪機カバーとガソリンタンクがついてきます
メンテナンスは、YSP富山東さんがやってくれます
説明書に書いてないことなどたくさん教えてもらいました
説明書では、チョークを引いてエンジンをかけ、あったまったら戻すと書いてあります
しかし、その通りにするとエンストして止まってしまいます
YSP富山東さんのアドバイス
チョークをひいて、1回か2枚ゆっくり引き、チョークを戻す
その動作で油圧でガソリンがエンジン内に送られる。
紐を引っ張りエンジンをかけ、しばらくそのまま
もしエンストしたら?
運転レバーを握った状態で紐を何度も引っ張る
その行為により、多くの空気がエンジン内に送り込まれ、かぶったプラグが乾く
使い終わりは?
エンジン内に残ったガソリンをなくすために、エンジンがかかった状態で、運転から停止にレバーを移動する
そのまま勝手にエンジンが停止するのを待つ
スイッチをOFFにして燃料キャップをOFFにする
シーズンオフには?
ガソリンタンクは樹脂なのでガソリンを残しておいても構わないが、できれば満タンにするか抜くか
メーカーに聞いたら、古いガソリンは変質する可能性があるので抜いた方が良い
YSP富山東さんのアドバイスでは、キャブにガソリンが残っていると変質してキャブを詰まらせてしまうので
必ずキャブのガソリンは抜くこと。
方法は、つまみを「キャブ」「ホース」の位置に動かし、ガソリンを外に排出するだけ
今年は、タンク内のガソリンを抜くこともする予定です
ひっくり返して、オーガと呼ばれる回転する部分に「シャーシブラック」と呼ばれる塗料を吹き付けてサビ防止
その後、純正の青の塗料で擦った部分などをスプレーで塗装。
あとは、次のシーズンまで自宅に保管
11月ごろに、YSP富山東さんにYU240を持ち込み、点検整備をしてもらいます
40kgなので自分で車に載せられます
持ちどころが悪いと手が切れて血が出ますので気をつけてください
税込6600円
エンジンオイルと、ギアオイル、いろいろなところを点検してくれます
大げさでないエンジン除雪機。
雪かきが楽しくなりますよ
はじめまして。
2013年1/18日の記事を読ませていただき、大変素晴らしき融雪設備だと思いました。
質問なのですが、排水口からの汲み上げに使用したポンプ等わかるようでしたら、教えていただければと思います。
工進のポンディSM-625Xというポンプです
これは60Hz用で、50Hz地域用のSM-525Xもあります
清水用は、SM-625で語尾にXがつかないタイプですのでご注意ください
他にHATAYAのRAINBOW GE-30という防雨型のコードリールも使いました
ポンプを投入するところの水の流れが早いとポンプが流されてしまいますので紐でどこかに縛って使っていました。
水を出すホースは、経年変化しやすいので塩ビパイプの方が良いかもしれません。
その場合、塩ビパイプに残った水が凍ってしまう可能性もあります。
終端を外し、入り込んだ砂や、水を排出することも必要だと思います
実例の写真ではうまく溶けていますが、もっと積もった場合、下の方だけ溶けて上の方は、積もったまま
足で踏んづけて溶かした記憶があります。
水を含んだ雪は重く、結局やめてしまいました
YU240は、掃除機のように前後して雪を飛ばします
どこかに貯め、後でママさんダンプなどで捨てに行くのもアリだと思います
もっと早く買っておけばよかったと思っています