富山に南京千両というラーメン屋があります。
確か久留米にある南京千両というお店がとんこつラーメン発祥だった記憶があります。
調べてみると
久留米は、とんこつラーメン発祥の地である。 昭和12年史上初のとんこつラーメンが久留米の「屋台南京千両」で誕生。 当初のスープは煮沸しない清湯系のスープで白濁していなかった。 発祥から10年後「屋台三九」が偶然作った煮込み過ぎの豚骨スープが、白濁系の元となり現在のとんこつラーメンのルーツとなったのである。
富山にある「南京千両」とどういう関係が?
http://wigwam-phantom2.blogspot.com/2012/04/blog-post_11.html
https://seiyo-ken.jp/pdf/cocomi.pdf
こちらで詳しく解説されています。
昭和12年久留米で「たぬき屋」といううどん店を経営していた宮本時男が修行して、とんこつラーメンを開発。
そして屋号を「南京千両」に変えて営業。
その屋台仲間の飯田耕作・照子の夫妻が「南京千両」とは少し違った、よりクリーミーなラーメンを作っていた。ヤカンでとかしたラードを仕上げにタラリと。
飯田耕作が生まれ故郷の富山に帰ってくるときに、宮本時男に頼んで、「南京千両」という屋号を使わせてもらうことになったそう。
飯田耕作・照子の夫妻のやっていた屋台は奥さんの弟3人に譲られた。
この3人が「清養軒」「大砲ラーメン」「北九州清養軒」を築き上げる
精養軒についてはこちら
https://seiyo-ken.jp/history.php
奥さんの弟さんが香月さん。
富山の元町にある「南京千両」の暖簾
久留米にある南京千両さん
「清養軒」の暖簾がこちら
精養軒は、富山の南京千両(精養軒をはじめた飯田耕作・照子の夫妻が故郷の富山に帰って作ったお店)の奥さんの弟さんたちが後を継いだお店
暖簾が似ているのもそのせいですね。
富山の南京千両。とても人気のあるとんこつラーメンのお店です。
ヤカンでたら〜りのスタイルも残っていますね