国債ってなんだろう?
今みんなが使っているお金って実はただの紙切れと金属の固まり。
日本という国が「金 キン」の変わりにお金として使えますよってお墨付きを与えているだけ。
土地は?
不動産を売った、買ったって言っているけど本当は不動産の所有権の売買をしているに過ぎない。
所有権とは使用権と収益権を取得する事。
土地は国のものでわれわれはその土地を所有する権利と使用する権利を売買しているという事。
ギリシャが破綻(デフォルト)したけど、あれはギリシャの国債を海外の人がたくさん購入していたから。
国債発行しすぎて日本が大借金抱えてるって騒いでいるけどどうなのかな?
日本の国債の保有比率
例えば親から借金したとする。
その代わりに借用書書いて、律儀に少しだけど利子も払う。
これって他人から見ると家族でのお金の移動。
銀行から借りたわけでもないし、友人から借りたのでもない。
これって借金?
今の日本の状態がこれ。
上の表を見るとわかるけどほとんどが日本国内で回っている。
国債を銀行や保険会社や郵貯が購入、あとほんのわずかに個人。
もし金利が上昇したら?
国債の利払いも上昇します。
そのお金は国内で回るだけ。
海外に流失する訳ではない。
「日本の国債残高は2010年3月末時点で771兆円、それ以外にも借入金や国庫短期証券などを合わせた「国の借金総額」は973兆円にものぼります。これは日本国のGDPの約2倍にものぼり、対GDP比の借金比率は先進国でダントツ最悪です。」
こんな感じで不安をあおっても無駄。
先ほどの家族の話に直すと、親と子供のどちらかが極端に金持ちになり、もう一方が大借金を抱えているだけ。そして大借金を抱えている方がもう一方にたくさんの利子を払っている。
でも他人から見れば、その家族間で行っている親子での金融ゲームみたいな事。
総額は変わらない。コップの中での出来事。
リーマンショックのとき、日本は大量にお金を刷って市場に放出しました。
増えているんです
でも何も変わらない。
出回っているお金の量自体は確実に増えている。
なのになぜ?
金持ちが握りしめて動かさないから。そしてそんな金持ちにどんどんお金が集まっていく。
世の中には息をしているだけでどんどんお金が貯まっていく人がいます。
このような人たちが使わないし、一生使い切れないお金を留めている。
そしてそういう人たちは、法人を作り資金管理会社で子供に財産を受け継がせる術を知っている。
大昔は、そういう人たちによって日本の伝統文化が支えられてきた。
今に残る重要文化財などその人たちがいないと成り立たなかった。
だから否定はしません。
でもそのような人は個人の利益ではなく、国の利益を考えどんどんお金を使わなくては。
鳩山元総理大臣の母は子供を使ってたくさんのお金を政治に寄付してきた。
でも死んだ人の名義を使って寄付した。犯罪。
それって法的にはだめだけど、目的的には褒められる事では?
タイだったかな?
夕ご飯はほとんどの国民が外食の国が有りました。
まさしく金は消費の連鎖を生む理想型。
江戸時代、瓦屋根でない時代。
火事が起こると直ぐに燃え広がる。
だから財産は持たない。
そこで生まれた言葉
「宵越しの金は持たねえ」
「江戸っ子には、「宵越しの金はもたない」という気風があったようです。男性社会ならではの豪快な思想とも考えられますし、お金を貯めて大きな家に移ったところで、火事で焼ければ再びボロ長屋に舞い戻ってしまう火災多発都市ならではの諦観もあったことでしょう。」
結果、消費文化を支えにぎやかな街の発展に寄与したと思います。
今の日本人に必要な事は、お金を回す事。
顔を上げて上を見上げてください。東京ドーム数カ所もあるとてもおおきなプールにお金がどんどん溜まって全然下に落ちてこない。
特定の数パーセントの人たちが溜め込みすぎている。
「羅生門」を思い出しました。