Yahoo newsの
「食肉偽装大国・中国で、発覚後の現地マクドナルドに客が殺到したワケ」
興味があり読んでみると、
当局の調査が入ったことで、『マクドナルドは100%ホンモノの鶏肉や牛肉を使っていた』ことが証明されたという衝撃のほうが大きかったでしょう。得体の知れない肉でも『ウマくて死ななきゃいい』と思っているわけですから、少々の期限切れや、床に落とした程度なら、ホンモノの肉への評価は変わりません」
この記事で出てくる「混合肉」や「ビニールチューブ袋詰め肉」。
なに?
「多くは羊肉をメインに鶏肉などが混ぜられている……ことになっていますが、実際に何が混入されているかわかったものではありません。もちろん消費者も、『たぶん、いろいろ混ざってるんだろうなあ』と覚悟した上で食べています。『安い肉は安全が保証できない』『肉の種類は食べてみないとわからない』というのは、子供でも知っている常識ですよ」
だから、今回発覚した「使用期限切れ」や、「床に落とした肉を拾って使う」くらいでは、誰も驚かないというわけか。」
自分なりにネットで拾ってみました。
中国の食品偽装技術。関係各所のたゆまぬ努力と利益追求によって、想像を絶するほどの偽装技術が花開いている。
毛皮用として1000万頭以上養殖されているとされるキツネの肉を利用するケース。
養殖キツネは魚のミンチを食べていて肉の臭みが特に強い。
さらに寄生虫や狂犬病の心配もある。
その廃棄されるはずの肉を引き取り、加工する業者が多数いる。
それが少し熟成が進んでにおいを発し始めた羊肉やヤギ肉に“化ける”のは簡単なよう。
貧困層のタンパク源として羊のバラ肉がビニール袋詰めで安売りされているのですが、これは通称“混合肉”と呼ばれていて、羊のほかに何肉が混ざっているかは運次第。
「狗肉(くにく、イヌ肉のこと)は高級食材。むしろ狗肉を増量させるためにヤギ肉やタヌキ肉、キツネ肉を混ぜるという話はよく聞きますね。高価な肉に安い肉を効率よく混ぜるのが食肉ビジネスの秘訣。」
「どの家にもいるネズミは、一番安くて身近な家畜。捕まえるのは貧しい老人や子供ですが、それを自ら食べることはせず、小遣い稼ぎとして鶏肉店に売る。そこでネズミを約72度の湯にくぐらせて皮を剥(は)ぎ、さばいて処理し、露店で売られる羊や鶏の串焼き用の肉に混ぜて使用されることが多いんです。捕まえるときに殺鼠(さっそ)剤を使っているん。時々、露店で買った串焼きを食べた人が中毒になり、入院したり亡くなる事件もあります」
「闇工場」「闇工房」「闇市場」など1721ヵ所を発見し、偽装羊肉などを販売していた容疑者など3576人を拘束、2万トンにも及ぶ偽装肉製品を押収した。
「2007年には“段ボール肉まん”が話題になりましたが、食肉偽装は中国の誇る伝統技能(苦笑)。より難易度の高い新技が日々開発され、レベルアップしているということでしょう」
「最もベーシックなのは水で増量された牛肉、通称“注水牛肉”ですね。水分量を増やすことで肉の重さを増し、利益を上げる。一流の注水職人ともなると、実に全重量の80%以上を水にするという匠のワザを持っています。このみずみずしい牛肉は、少しでも圧がかかると水がにじみ出すので、家に持ち帰る頃にはカバンが水びたし、食感はベチョベチョ、しかも腐りやすいと、消費者側から見れば三拍子そろった粗悪品です」
どうやってつくるのか
「まず牛を処理する際、電気ショックを少し弱めにし、仮死状態で血抜きを行なうのと同時進行で頸動脈にホースを突っ込み、ポンプで一気に水を送るのです。普通は1回の注入で150リットルくらいが限界ですが、一流職人なら300リットルまでいけるそうです。こだわりの職人になると、水に中古タイヤを粉末にしたものを混ぜて肉の保水性を高めたり、腐敗を遅らせるために防腐剤を混ぜます」
これだけ調べると、今回の上海食品がとても健全な信用出来る優良企業に思えてくる。
きちんと鶏肉だけを使ってるのだから。