お店で使っているラミネートの機械。
おそらく30年以上前の物。
うまくいかなかったりすることが多く、よくメーカーに問い合わせします。
それによって得た知識。
ラミネートフィルムには、内側にのりが塗ってある。
ラミネートフィルムの厚みは100ミクロンか150ミクロンが主。
ラミネートの機械の目的は、のりを溶かしてくっつけること。
ベース部分は、ポリエチレンやポリエステル。
温度を上げすぎると中の、のり以外のベース部分のポリエチレンやポリエステルが溶けて柔らかくなりすぎてその後、冷やされて波打ったり、よれたりする。
本来、温度はのりを溶かすくらいの温度が適切。
温度を上げすぎて変形したフィルムはカールして中に巻き込んでしまうことがある。
対策として2つ折りにしたコピー用紙などで先端を挟み、挿入する。
うまくノリが溶けてない状態は、その部分が白くなっている。
はさみ込むものの厚みによっては、のりが溶けきっていないので温度を上げる必要がある。
ラミネートのどこの部分が熱を持っているのか?
2つのローラーが熱せられて温度を持つ。その熱でのりを溶かして圧着する。
新しい物を購入しようと調べるとかなり安い。
絞り込んだメーカーは、「アイリスオーヤマ」と「ナカバヤシ」
アマゾンで調べると、4000円代から購入することができる。
今回は、A3対応、4本ローラー仕様にこだわる。
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=KAISO&CID=4255
アイリスオーヤマの直販店。
実際にはもっと安く購入できるけど、商品群がまとまって見やすいのでリンクしました。
http://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/list/218.html
ナカバヤシの直販店
各社、高速起動の安いA3対応の4本ローラー物を揃えています。
ナカバヤシに電話で聞きました。
http://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/products/40507.html
「ナカバヤシ パーソナルラミネータ クイックラミ4 A3 NQL-201A3」
もう一つは、セミプロタイプと書いてある
「ナカバヤシ パーソナル ラミネーター LAMI BOXラミボックスA3 4本ローラー PLB-A3S」
メーカーの力の入れ方がHPの作り方に現れている。
同じような価格でどこが違うのか?
上の方のNQL-201A3。
ラミネートの機械は、ローラの熱で圧着するシステム。
しかしローラーは、急激に適正温度にはならない。
そのためラミネートフィルムの挿入付近のヒーターでラミネートフィルムを温め、ローラーで圧着する。
温度調整できないので、設定より温度を上げてある。
ラミネートフィルムに無理をさせているようです。
一方のデザインが地味な、PLB-A3S。
時間がかかるけどしっかりとローラーを温めているそうです。
「NQL-201A3」は、ウォームアップ約40秒。
A4のラミネートスピードは、44秒。
「PLB-A3S」は、約8分。
A4のラミネートスピードは、55秒。
仕上がりが良いなら8分待ちます。
6本ローラーのプロフェッショナルタイプのLeon13DXは、14万円で立ち上がりまで5分。
本来それだけ時間が必要。急がば回れです。
「PLB-A3S」は、100ミクロン、150ミクロンに対応し、はさみ込む厚みによって温度調整も可能。
だから、ダイレクトショップでは、「セミプロタイプ」と書いてあるのだと思います。
急速に使えるものは、避けたほうが良さそうです。
アイリスオーヤマの同等のコンセプトのものがどれなのか?わかりません。
とりあえずナカバヤシの「PLB-A3S」がオススメです。
しかし、アマゾンの書き込みでは、不評の報告もあります。
自己責任で
ナカアヤシの「PLB-A3S」。
ヨドバシカメラでの購入が一番安いです。
7720円税込みでポイント772円が付いてくるので
実質、6948円税込み。
ご参考に
追記
セミプロタイプのPLB-A3Sが来ました。
重い、ごっつい。
かなり本気度を感じる機械です。
重量4.6Kg
同じナカバヤシのイチオシ商品の
ナカバヤシ パーソナルラミネータ クイックラミ4 A3 NQL-201A3
2.9Kg
アイリスオーヤマの
高速起動ラミネーター HSL-A44
2.3Kg
もっと安物っぽかと思っていましたが、業務色が濃い商品でした。