スタジオでいろいろテストしててふとグレーバランスを再度調べてみようと思いました。
その前に。
ニコンのデジカメでWBのプリセット取ることができますが、落とし穴。
もしかして僕だけ知らなかったのか?
d-0でプリセットとって試しにグレーボード撮影。
d-1にして違うグレーボードでプリセットとって試しに撮影。
何か違う?
なので同じグレーボードをd-0とd-1でそれぞれとって試しに撮影。
比べてみる。
明らかに違う。
ニコンに聞きました。
結果は。
d-0でプリセットを取る。
d-1からd-4はそれを自分自身で登録する場所。
それぞれでWB取れるのでありませんでした。
それをふまえた上でテスト開始。
テストに使ったもの。
datacolorから出ている「SpyderCube」6280円
http://www.datacolor.jp/products/camerasolutions/spydercube.html
ニコンから出ている「18%標準反射板」390円
銀一の「シルクグレーカード(18%標準反射板)」1140円
完全な偽物ラストライトのイージーバランスもどき
その名も「イージーバランス」1980円と送料。
ニコンの一眼レフで先ずプリセットを取る。
その後、SpyderCubeを入れながらテストしました。
始め、手元に銀一のグレーカードが無かったので電話で聞きました。
販売員さんがあまり詳しくなかったのか、
「このグレーカードはデジタル全盛になってから改めて作られた物ですか?
それともネガの頃の物がそのままなのか?」
解答は、「わからない」
とりあえず購入。中身を見るとデジタルでも信頼できると書いてありました。
一方、ニコンさんの方は?
数年前、電話で問い合わせたところ、自身をもってデジタルの為のWBに使えると返事されました。だからずっと使っていたのに、改めて聞くとTTLのために作られた物でWB測定には向かないとの解答。
テスト結果。
先ずは銀一。
撮影した物をフォトショップで開き、情報で数値を調べる。
銀一のカードの部分。
R:155
G:155
B:155
上にあるスパイダーキューブのグレー部分
R:155
G:155
B:155
完璧。
次にバッタもんの方の「イージーバランス」
「イージーバランス」のグレー部分
R:145
G:145
B:145
上にあるスパイダーキューブのグレー部分
R:150
G:149
B:147
スパイダーキューブのサンプルするところでばらつきが有る。
銀一のときは、銀一のカード上も、スパイダーキューブ上もどこでやっても同じ。
しかし、このバッタもんでは、サンプルする場所で数値がコロコロ変わり、
上の比率で数値が変動する。
次にニコンのグレーカード
ニコンカードのグレー部分
R:142
G:142
B:142
上にあるスパイダーキューブのグレー部分
R:140
G:143
B:148
ニコンのカードの部分をサンプリングすると、どこをとってもRGBのバランスは常に一定。
これはニコンのカメラでプリセットを取ったのだから当たり前。
このことは上のイージーバランスもどきでも言える。
スパイダーキューブは、デジタル時代に作られた最も信頼の置ける物。
このメーカーは、カラーチャートやモニターキャリブレーションを出している。
ニコンのテストでのスパイダーキューブの結果。
ブルーが強い。
もしかしてそれを消す為にニコンは黄色く写るのか?
今回の結果、銀一のすばらしさが実感できました。
ストロボメーターできちんと測りf5.6。
カメラにもf5.6を設定。
その結果、155という数値が正確に1つも狂いなく検出できました。
そしてニコンのボードは使えない。
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