どんどん焼き

富山のお祭りで有名などんどん焼き

乾燥エビ、納豆昆布、鰹節が入っていて、ソースを塗って半分にして提供されます

物心つかない頃からお祭りでの身近な存在。

現在の値段は1枚200円。

なんとか家で作れないかと、何十年も前からチャレンジしていますがかなり難しい。

厚みがある程度あって、半分に折っても生地が割れない。

独特のもっちり感と、甘み。

小麦粉に水を加えただけだとダメ

泡立てた卵の中に小麦粉を入れてもダメ

ベーキングパウダーもだめ

コーンスターチもだめ

重曹もダメ

和菓子にヒントを求め、どら焼きの生地のように作ってみたけどダメ

最近発見

答えは、片栗粉でした。

とりあえず小麦粉と片栗粉を半々にしてさらに卵を加えて焼いてみました。

あのもっちり感が出ていて、半分にしても割れません。

味付けは?

上の出来上がりの写真を見ると、ホットケーキを焼いた時のようにこんがりきつね色に表面がなっています。

これは、砂糖などの糖分が軽く焦げた色です。

脱線しますが、昔の焼きそばの麺は茶色かった。

赤焼きそばとも言っています

裏をよく見ると、カラメルと書いてあります。

カラメルとは砂糖成分のこと

キャラメルとかカルメ焼きとつながる語源です

カルメ焼きは、ザラメまたは三温糖に少量の水を加えて溶かし、いい感じのところで重曹を加え手早くかき混ぜ炭酸ガスで発泡したところを冷やしたもの。

そのカラメルを加えた焼きそばの麺は、炒めるとなんとも言えない甘さと、芳香さを出してくれます。今では手にはいりません。

製麺所の人に聞いたら、まとまった注文が入れば作ってくれるようですが、主流は黄色い麺です。

同様に小麦粉に片栗粉を混ぜた生地に、甘み成分を加えると良い感じの色になり、味も良くなります。

この砂糖成分は何か?

考えられるのは、砂糖、蜂蜜、みりん。

砂糖を多く入れると生地に火が通る前に表面が砂糖成分で焦げてしまいます。

そして、甘み成分だけでは甘ったるくて何か違う

お酒?

ならば、みりんにちょっとの砂糖?

生地はなんとなく解決しましたが、味はこれからです


クレープ生地を作ろうかと調べていたら、シェフの方がいいこと言ってました

「薄力粉は、弾力のないパサパサな生地になる」

「強力粉は卵などを混ぜて、しっかり混ぜて冷蔵庫で寝かせるともちもちの生地になる」

「生地を冷蔵庫で休ませるとモチモチレベルが高い」

「薄力粉だと強力粉のようなモチモチの生地にはならない」

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