来年の2024年1月1日から新しいNISAが始まります
現NISA口座を持っている人は、移管手続きをしない限り、同じところで新しい「新NISA」口座が自動で開設されます
NISAとはなにか?
投資信託を買って20.315%の税金が免除されて運用される口座のことです
お金を100万円銀行口座に預けていたとします
10年経っても、そのままにしておけば0.002%の金利のままだとほとんど増えません
ラーメンが1杯800円だとします
10年後、1300円になっていたら。
100万円が130万になっていなければ、お金の価値が下がることになります
その100万円を株や、投資信託などで持っておけば、物価スライドに連動しているので100万円のままにはなりません
現在のNISAは、つみたてか一般かのどちらかしか選べません
1年間の投資枠もあります
5年経ったらロールオーバーといって繰り越すことができます
例えば2017年に120万円分の投資信託を買った。
その分が、5年後の2022年に200万円になっていた。
80万円利益が出ているので、それの20.315%税金がかかりますが、NISA枠なので20.315%取られることはありません
5年後の2023年にロールオーバーすれば、儲けを含んだ200万円がそのまま2023年枠として移行されます
これがロールオーバーの仕組みです
2024年から始まる新NISA
5年間の枠がなくなり無期限化になりました
なので手続きがいらなくなった。
永久に使える税金がかからない1800万円の貯金箱がもらえるような感じです
さらに「つみたて」と「成長投資枠」が併用できます
「つみたて」部分は、年120万円まででトータル600万まで
「成長投資枠」は年240万円まででトータル1200万円まで
合わせて1800万円まで20.315%が、かからない投資枠として使えます
さらに1800万円の枠の再利用が可能です
売っても1800万円以内ならまた買えます
この再投資について
投資信託を枠内で購入して行く。
口座の情報は、払ったお金、現在の価格が区別してわかりやすく表示されます
例えば、1200万円が10年後に2400万円になった
400万円現金にした
2倍になっていたので200万円が400万円になったことになる
なので
1000万円で残り2000万円
成長投資枠の枠いっぱいで1200万円。
そこから200万円使って減ったので200万円を、また投資できるということです
注意点は、新NISAでは、分配金があるもの、投資期限があるものなどは除外されます
何を買えば良いのか?
今使っている今村証券さんのHPから
投資信託商品は、
株式
債権
REIT
そして
日本
日本以外
アジア
北米
など
ファンドのタイプとして
アクティブ
インデックス
分配金があるもの
株式をやっていればわかりますが、世界経済は、アメリカを中心に動いています
アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひきます
アメリカは、疲れてもすぐに元気に戻りますが
日本は、回復までに時間がかかります
なので、日本国内の投資信託は無視します
これから空き家が増えて、人口も減少して行く日本相手のREITも無視です
アメリカを中心とした投資信託を選びます
アクティブとは、選別した銘柄をどんどん売り買いすること
なので信託報酬は高い
「インデックスファンドとは」
色々質問してなんとか理解しました
インデックスファンドとは、指数連動型。
指数に組み入れられている上場企業の株をファンドで集めた金で買う
配当をもらう。総資産額にその配当を組み入れる
誰かがファンドにお金を入れる。そのお金の額で新たに指数に連動した株を買う
誰かがファンドを売る。指数に連動した株を売ってお金を作って売る
この繰り返し。
為替の影響で基準価額は変わる
その採用銘柄の株価が下がれば基準価額も下がる
その逆もあり
その指数に採用されている企業が指数から除外されればすぐにファンドも採用企業を入れ替える
この中の上から6番目の
ニッセイ外国株式インデックスファンド
人気なので、総資産額5,177.6億円集めてます
ファンド側の手数料である信託報酬もとても安い
申し込み手数料も0円
換金時の手数料も0円
3年の実績で見ると、16160円が3年後に28814円になっています
ニッセイの外国株式インデックスファンド
配当貴族と同じような指数連動型のファンド
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
これはモルガン・スタンレーというところが調べて構成した指数構成
組み入れの比率は
アメリカ73.4%
その他日本以外
具体的にはアップルの株価が多いらしい
組入上位10銘柄(銘柄数1276)
アップル5.5%
マイクロソフト4.6%
アマゾンドットコム2.2%
エヌビィディア2.0%
アルファベット(A)1.5%
アルファベット(C)1.3%
メタプラットホームズ1.1%
テスラ1.1%
ユナイテッドグループ0.9%
エクソンモービル0.8%
2020年のコロナ発生で一気に株価が下がった。
でもMSCI採用銘柄は、すぐに戻ったらしい
MSCIとは、モルガンスタンレーのことらしい。
ニッセイの外国株式インデックスファンドは、このMSCIの情報をもとに指数銘柄を買っています
コロナをどう乗り切ったのか聞きました
コロナが発生し、2020年3月に大幅下落
しかしMSCI指数採用銘柄は、すぐに元に戻ったようです
もう一つの候補
S&P500の中の厳選された銘柄だけで構成された配当貴族
ニッセイは、日本以外の外国株式。アメリカ中心
この配当貴族は、S&P500の中の連続配当のさらに絞った世界
さらに為替の影響もかなりうけたようで
運用成績は上の通り
モルガン・スタンレーの指数づくりが、かなり優秀なのだと思います
銀行にお金を預けるだけでは、損をします
国がこんなチャンスをくれるのですから利用しないともったいないです
つみたては、3月から始めましょう
成長投資枠で買う日は?
メジャーSQの週か次の週
2024年だと3月14に申し込んで3月15日(金曜)の終値で買うか、次の週の3月18日に申し込んで3月20日の春分の日の前の3月19日の終値での購入が良いかも。
毎年、3月のメジャーSQのある第二週の魔の水曜日に向けて株価が落ちる
次の週に春分の日の休みがあるので、その前の金曜日に手仕舞い。そして春分の日の間までくすぶり、週明け急激に上がり出す。