日本ではまだ正式発表ではないですがFUJIの新しいレンズ交換式カメラが発表されました。
Xマウントという新しいマウント規格を作り、Fマウントと決別したようです。
http://www.fujifilm.com/products/digital_cameras/x/fujifilm_x_pro1/
このXマウント。
フランジバック17.7mm。
ニコンのFマウントが46.5mm。
フランジバックとは何か?
レンズをはめるカメラ側のマウントから感光面、この場合CMOS表面までの長さ。
Xマウントは、このフランジバックが短い。そしてレンズの後ろ玉が大きい。
しかもローパスなし。
このローパスはくせ者です。
CMOSの色の配列によってモアレという物がどうしても生じてしまう。
撮影後にこのモアレの影響を取り除くソフト的な作業が必要。
高感度になればなるほどそれが影響してくる。
その結果、解像度をどうしても犠牲にしなければならなかった。
FUJIは見事にローパス無しをやってのけました。
配列をネガフィルムのようにランダムにする事で解決したようです。
その結果
D700との比較がこちら
ボディの大きさは、139.5 (W) x 81.8 (H) x 42.5 (D) mm
D300sが、約147×114×74 mm
D7000が、約132×105×77 mm
フランジバックが17.7mmということは、ペンタプリズム式一眼レフは無理。
機動性を考えるとおそらく近い将来、電子ビューファインダーのX-S-1タイプのAPS-CサイズCMOS
仕様、プロの仕様にも耐えうるカメラを作ってくる事は想像できます。
レンズのラインナップの中に、単焦点の他に
18-72mm f/4.0 with IS (Image stabilization).(手ぶれ補正機能付き)
72-200mm f/4.0 IS
12-24mm f/4.0 IS
を出す事になっています。
このラインアップF4通しでくるという事はターゲットをどこに絞っているのか想像できます。
新しく有機三層式センサーでしかけてくるのか?
要注目です。