ブルーベリーのコガネムシ対策

8月の中旬からブルーベリーにたくさんのコガネムシが群がって葉を食べています

やがてそのまま土に潜り、卵を産み、幼虫が土の中で育ちます
幼虫が小さい頃は、土の表面の土の中にいて、寒くなると下に潜って冬を越します

そして根を食い散らかします

結果、木がぐらつく、新梢が出ない、葉の色が薄くなる、枯れる。

それが原因で今まで何本も枯らしました

農薬があります

以前に聞きましたが、農薬は口に入るものだから、人間の薬よりも審査が厳しい。

正しく使えば問題ないそうです

ダイアジノンという農薬があります

コガネムシの幼虫に効果があります

上で書きましたが、卵で冬を越すのではないので、コガネムシの成虫がいなくなってしばらくしてから株元に撒くと、孵化した幼虫に効果があります

日本化薬さんが作っています

適用植物に入っています。

2回以内の使用で、1年間トータルで2回まで使用できます

農薬は、残留しないそうです

顆粒状で土と反応してガスを発生させ幼虫を駆除するそうです

ダイアジノン5とは5%のこと。

これで審査を通っています

6kgあたり10a

1平方メートルで6gの計算になります

他にも

ダイアジノン3という3%のものがあります

こちらもコガネムシの幼虫に効果があります

日本化薬さんに電話で聞きました

ダイアジノン3のほうに適用植物としてブルーベリーが登録されていないのはなぜか?

5%でOKなのだから3%もOKですよね?

回答は、5%で審査を通っているので3%の方では審査を申請していない。

適用の審査を通るには、とんでもない時間と費用がかかるので5%で許可されているので3%で申請する必要がないという考え

5%で1平方メートルで6g。

3%なら1.6倍なので、1平方メートル9.6gなので10gですね。

鉢植えや庭植えの表面に撒くのに6gでは少なすぎるので、3%の方が使いやすように思えました

住友化学園芸さんのHPでは、3%の方を販売しています。

こちらもコガネムシの幼虫に対して効果あると書いてあります

しかし、ブルーベリーには適用外。

より濃度の濃い日本化薬さんの5%が適用なのに3%は適用外

申請しているかどうかだけの違い

いつ撒くか?

3月だと収穫前で近いのでいやだ

調べると

コガネムシの卵と孵化について

  • 産卵時期:7月から9月頃が主な産卵期です。
  • 孵化日数:卵は1週間程度で孵化します。
  • 孵化場所:地中10cm程度の深さに産み付けられます。
  • 孵化後の幼虫:孵化した幼虫は、土壌中の腐植質を食べ、成長すると植物の根を食害します。

卵で年を越すわけで無く、一番遅くて9月の産卵後1週間で孵化と考えると

9月の第2週にダイアジノンを撒くと、幼虫にドンピシャ。

植え替えや鉢増しは、10月下旬でも良い。

ダイアジノン3%を10g蒔こうと思います。

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