富士フィルムの子会社となった富山化学が作ったインフルエンザ薬。
詳しくは過去の書込み参照。
2月3日に開催される薬事審査会に急遽追加。
「厚生労働省は2月3日に開催する、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会の審議品目に富山化学の抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠20mg」(一般名=ファビピラビル)を追加する。適応は、「高病原性インフルエンザウイルス感染症」で、既存の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分の患者に限る。同剤は、RNAポリメラーゼ阻害剤で、ウイルスの遺伝子複製を阻害し、増殖を防ぐという新しい作用機序を持つ。
(情報提供元:医薬経済社)」
ただし、使用は限定されます。
なぜか?
非臨床試験で催奇形性が確認。妊婦が飲むと奇形児が出来る?
でも60%以上の死亡率の強毒性の場合、飲まなきゃ死ぬ。
そして、新型または再興型限定で,さらに(他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分なものに限る)というただし書き。
でも強毒性のパンデミックが起こればを考えると備蓄は必要。
株価的にどう転ぶか分からないですね。
一過性なのか、徐々に上がるか、ストップの連続か?
この薬、海外では最終に当たる第三層試験中。
海外での審査は日本ほど遅くないですよ。