子供が、大人数でお好み焼き屋さんに行きました。
帰ってきて一言
「格子状に切ったら変わってるねって言われた」
週に1度お好み焼きを自宅で食べる家。
いつも格子状に切ってます。子供もそれが当たり前のように思っていたらしく。
調べてみると、ピザ切り派と格子状派に分かれているらしい
関西では格子状切りが当たり前らしい。
東京も格子状。
自分的には、格子状にするのには訳がある。
食べやすい
鉄板で焼き、鉄板の上から食べる分だけ取り皿に移し食べる
焼きあがってから、格子状に切ると格子状に切ったお好み焼きの四方の断面から蒸気が出てさらに身がしまり美味しくなる
関西では、丸いのを自分でコテで切って、箸を使わずそのままコテで食べる。
焼きあがってピザ切りにして自分の皿に移しても柔らかいまま。
さらにその皿の上で食べやすいように切って食べるとまだ柔らかいお好み焼きがグジュグジュに崩れて汚くなる可能性もある。
焼きそばの作り方にも色々。
昔からある地元の老舗は、壁に大きく作り方が書いてあった。
まず肉を炒めて火を通す。
キャベツを鉄板に広げてその上に麺を乗せて、出汁水のようなものを上から注ぎ、皿で蓋をして1分くらい蒸し焼きに
皿を触ると熱いので蒸し焼きにされた状態がよくわかる。
皿をどけて、調味料などをふりかけ、ソースをかけて、一気にコテ2枚で豪快に混ぜて出来上がり。
火力がでかいのでキャベツもシャキシャキのまま火が通っている。
これをフライパンや火力の弱いもので同様にしようとすると上手くいかない
料理家の土井さんが焼きそばをテレビで焼いていた。
そのやり方は理にかなっている。
別焼きだ
肉は肉、キャベツはキャベツ、麺は麺とそれぞれフライパンで調理した後に別の皿に移し、最後に混ぜてなじませて出来上がり。
そういえばいつも大量に投入したはずのキャベツが、かなり少なくなっている。
火の通り方が違うから炒めすぎてなくなってしまうのだと思う。
お祭りの屋台の焼きそば屋さんも、それぞれの具材を別々に炒め、お客さんに渡す時にまぜていたような。