富山ならではの食べ物。
食べた事が無い人は無理かも。
そんな一品が
「黒づくり」
黒作りは、イカの胴体にイカの肝臓とスミを合わせ、熟成醗酵させたイカの塩辛で、富山県でしか作られていない珍味です。
今から三百年程前の寛文年間にイカの塩辛を冬期の保存食として作ったのが始まりで、また北前船の船員が保存食として、食していたのが県土に広まったと言われています。
イカの黒作りは酒の肴に、あたたかいごはんやお茶漬けに最適で、青葉やユズを添えてお召し上がりいただくと、いっそう風味が増し格別です。近年では、パスタやチャーハンなどに 入れたり、オリジナル・レシピに加えたり、その使用範囲も広がっています。
イカのスミは墨独特の香りとその防腐効果の点で良く知られており、黒作りはまさに先人たちの知恵が生かされた逸品といえます。
もう1つ
「ほたるいかの沖漬け」
地元では決して生では食べません。
必ず茹でてから食べます。
茹でたホタルイカに酢みそを付けて食べるのが富山での食べ方。
その他に有名なのが、この「ほたるいかの沖漬け」。
生きたまま漁師さんに運んでもらい、生きている間に調合されたつけ汁につけ込みます。
そのおかげでホタルイカが、つけ汁を思いっきり吸い込みますので、中までしっかりと味がしみ込みます。そしてつけ込みます。
そのおかげで殺菌作用もあり、生のまま食べられます。
中身がちょっとしか入ってない。値段から考えると高級品です。
イカの塩辛も有名ですが、口に含んで噛み締めたときの味は比較になりません。
富山に来たときは絶対に食べるべき一品です。
黒作りは、イカスミスパゲッティを食べたときの様にお歯黒状態なので気をつけてください。