今日、仕事で歌のコンサートの撮影をしました。
ノーフラッシュです。
2部に分かれているので、1部では後ろで三脚に固定し、撮影。
使うレンズは80-200。S5proだと約1.5倍なので、120-350。
ISO1250で露出モードはマニュアル。
オート使ってみましたが見事に化かされ使い物にならず。
ステージの真ん中は1/125でF5。
以前、絞りを重視しF8くらいにして撮影したことがあります。
その時のシャッタースピードは1/30か1/60。ピントは完璧でした。でも人物ぶれがひどく、だめだめ。
その後の撮影では同じシチュエーションでF4で1/125。人物ぶれもそれほどでもなく、そこそこ納得できました。
その経験を生かし、絞ると人物ぶれで手ぶれに等しい仕上がりになる。でもシャッター速度を早くして人物ぶれを押さえれば大丈夫。絞りをf2.8にしてもピントはきてる。
さて、デジカメです。ネガでは救えることでもデジカメでは救えないことがあります。
白く飛びすぎてデーターがその部分に無いこと。
ネガならラチュードがありますから何とかなります。
ステージ写真は真上からの光、おでこやほほ、に強い光が当たり陰影がはっきりしています。
ステージ真ん中の光は、いろいろテストして今回は1/125でF5。
データーが無くならないように少し暗めに写そうか?と考えテスト。
でもISOを1250まで上げてます。暗く写すとノイズが必要以上にノッて濁ります、ざらざらします。
でも明るくすると飛んでしまいます。
うつむいたり顔の角度によっても適正になったりオーバーになったりアンダーになったり。
ステージの両端にいくほど暗くなり絞りだと2/3ほどアンダー。
妥協しながら指でくるくる絞りとシャッターのダイアルをまわしモニターで確認し撮影です。
さらに今回は子供達によるバレー(踊り)もありました。
一曲だけなので大変です。人物ぶれはわかっていたのでISO1600にしました。
感で1/250、F4くらいで撮影、モニターで確認。白飛びを確認しデーター修正。
複数で動き回るのでピントはAFを解除完全マニュアルピント。
その他にも客席に出演者が下りて歌います。そこでは露出モードはオート。
ちょっとでもステージが写り込むとカメラが化かされアンダーになるので気を付けます。
2部ではすべて手持ちで動き回ります。
1部で撮れなかった客席の表情やステージのことなどマメに押さえます。
ここでも露出モード、絞りシャッターいろいろ変えながらの撮影です。
ピアノの発表会などは固定されているし光線状態も一定なので楽です。ドレスの色で左右されるので露出モードはマニュアル。これは鉄則です。
昔のネガの時は、ステージの近くに言ってカメラ目一杯に被写体を入れ露出を計り、それで固定。
厄介なのは、演目によって光の質や強さをぽんぽん替えられること。
デジカメになって其の点は楽になりましたが、ラチュードが狭くなった分シビアになり、撮りながら考えることも多くなってしまいました。
今日は疲れました。