政治の話。
小沢に期待していました。
一貫して主張がブレて無いから。
でも今は野田さんに期待しています。
その理由は、会見の中で事業仕分けをさらに進めると言ったからです。
鳩山政権は、官僚との対決姿勢をあらわにした。
だから、多方面から攻撃され撃沈。
管政権は、逆に官僚を取り込み懐柔しようとしたが取り込まれすぎて言いなり。
そのおかげで、根本的には何も解決していない普天間問題が一切報じられず世間から消えていった。
手打ちかな。
以前、事業仕分けがテレビで注目されました。
その結果が今どう反映されているのかわかりません。
うやむやにされてしまったのか?
野田さんの会見でその口からはっきりと事業仕分けを続けると言っていました。
記憶が確かならば、それを主導していたのは財務省だと思います。
財務省は昔から何か有るごとに各省庁の無駄を指摘し、削減しようとしてきました。
事業仕分けの時もたくさんの資料を委員の為に用意し、
先ず,財務省の職員から説明をしてから委員による事業仕分けが始まる。
この前の事業仕分けは氷山のほんの一角。
財務省は、全ての無駄を把握しているのではないかと期待しています。
当時の記事に、他省庁の無駄ばかり指摘し、身内には仕分けしないのか?
などの意見もあったと思います。でも、それでいいんです。
官僚の仕分けは官僚にさせる。
財務省は官僚の中でも特にエリート意識が高い。自分たちがこの国を支えていると自負している。
蓮舫は、管政権で行政刷新相から行政刷新担当の首相補佐官に格下げ。
こんな記事も
「民主党の行革は、掛け声は勇ましかったが、国家公務員制度改革推進本部事務局の審議官・古賀茂明氏が、官僚の利権に切り込む大胆な改革案を作り上げると、民主党政権が誕生した2009年9月のわずか3ヶ月後に、仙谷由人行政刷新相によって更迭された。
さらに2010年秋には、参考人として呼ばれた参議院予算委員会で、仙谷官房長官から、公務員制度改革について発言することは、著者の将来のためにならないという「恫喝」を受けたということで明らかである。
蓮舫大臣が業績を上げる余地など、もともと無かったというべきかも知れない。」
この古賀さんを本当に官僚は恐れていたのでしょう。
仙谷によってつぶされました。
古賀さんは、つい最近、経済産業省の事務次官だった松永に首を言い渡された記憶が有ります。
この松永事務次官。
相当の悪です。
この人が、福島第一原発の安全基準を緩めた張本人。
以前、原口元大臣が、電源を喪失しても大丈夫な様に安全装置が有るはずなのに取り外されていた。
と記者会見で述べていました。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65740974.html
この時の原子力の責任者がこの松永。この人がケチらなければ今ほどに原発事故は拡大しなかった。
その時の総理大臣が安倍。
今回の原発事故を早急に収束し、再開し、利権を守りたい経済産業省。
一方、脱原発を狙う管総理。管総理を早急につぶす必要が有る。
松永は、安倍元総理に嘘の情報を渡し、ブログに書かせる。
「管が海水注入を止めさせた」でもそんな事実はなかった。
その後の安部のブログで安倍自身が訂正。でも情報は一人歩きし管が海水をとめさせたという
文言だけが残る。
激怒した管総理が松永事務次官を更迭するという情報が入ると、次の事務次官候補をさっさと指定し、
自分たちは更迭された様に装い、なりすまし、退職金をもらい天下り。
http://blog.goo.ne.jp/wiia/e/ab3563686ac4003ea25f88d58ff6ada0
藤末健三さんのブログで
「現在の原子力政策に関する公益法人等の予算や職員数、天下り数」
の詳しい表が載っています。
http://news.livedoor.com/article/detail/5727605/
ここには財務省は絡んでいません。
野田氏は会見で、ほとんどの人が忘れかけていた事業仕分けを進めると言ってきた。
おそらく財務省がやりたがっているのでしょう。
鳩山は政治家による官僚統率を狙い失敗。
管は官僚に取り込まれいいなり。
野田は?
財務省による政治改革を後押し。
この事は、毒を持って毒を制す事。
大事な事は、完全に財務省に取り込まれるのか?
取り込まれた振りをして裏で操っているずる賢さを保てるのか?
注目。