前回のブログのテーマは「叱り方」
今回は、「マインドフルネス」
決して新興宗教にはまっているとかでなく、友人との会話の中で登場したフレーズに興味を持って調べてみたら取り上げるべきテーマだと思ったので書き込みします。
マインドフルネスとは?
「今この瞬間の自分自身の身体や気持ちの状態に気づける、心のあり方」
「「今ここ」にただ集中している心のあり方」
どういう意味か?
先のことを考えて不安になったりクヨクヨしたり、余計な心配をして落ち込んだり。
そんなことは自分が作り上げている仮想のことが多い。
今だけを考えて、脳を解放してあげよう。
そんな感じかな
一般的に、普段の我々はそんなマインドフルな状態とは程遠い所にいます。1日に処理すべき情報量は増え、なかなか心休まる時間を持てませんし、頭の中のおしゃべりは止まることなく「不安・否定・恐怖・評価・どうにもならない過去のこと・どうでも良いこと」をずっと喋り続けています。
一言で言うと「あれこれ考えすぎ」ている訳です。
人の脳は、放っておくと過去や未来のことを考えようとしてしまう。過去のことをくよくよと考えたり、まだ起きてもいない未来のことを不安に思ったり・・・ネガティブな思考は慢性化しやすいので非常に厄介。
瞑想を行うことで無駄な思考によるストレスから解放され、脳をしっかりと休息させることができる。
拡散思考の注意力散漫な状態から一点集中型のリラックス状態に移行すると、自律神経が整うことにより、副交感神経が優位となり、自然と体のストレスが軽減さる。
マインドフルネスは心理的な問題にも効果があるとされており、ストレスやうつ病の心理療法としても徐々に取り入れられている。
マインドフルネスを用いて、過去と今の出来事を切り離して物事をとらえることにより、過去のトラウマによるストレスや不安を減らすことができ、物事の受け止め方が前向きになると言われている。
「マインドフルネス」の効果
- 集中力が高まる
マインドフルネス瞑想などで、雑念を捨てて今この瞬間に深く集中していくことを繰り返していくことで集中力が増していきます。 - 浄化されストレスが解消される
考えていることに飲み込まれることなく、それをただ観察していく時間を持つことで精神的にも肉体的にも緊張が緩和されていきます。 - 洞察力、直観力、創造力が高まる
マインドフルネス瞑想により思考が整理されクリアになり、結果様々な能力が発揮されやすくなります。 - よく眠れるようになる
呼吸を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、体の緊張も緩和されていくためよく眠れるようになります。
「マインドフルネス」の方法
瞑想です
姿勢を正して、ただ自分のしている「呼吸」に意識を向けるだけ
基本のマインドフルネス瞑想は3つのステップで行います。
ステップ1 「調身」姿勢を整える
ステップ2 「調息」呼吸を整える
ステップ3 「調心」心を整える
<やり方>
1.座って、背筋を伸ばし、姿勢を整えます。
2.呼吸を整えながら、深呼吸を1〜2度行いましょう。
3.目を閉じ、ゆっくりと鼻呼吸を始めてみましょう。
4.呼吸に意識を向け、お腹がふくらんだり、へこんでいく動きを観察してみましょう。
5.雑念が湧いた時は、素直にそれを感じて受け入れ、再び今この瞬間に意識を向け、瞑想を続けてください。
6.5分〜20分程度行ったら、ゆっくりと目を開き、少しずつ意識を戻していきましょう。
この中の5番の雑念とは?
仕事のストレスや心配事。不安。家族のこと。
今この瞬間だけに意識を集中してそれらを考えないこと。
自分でもやってみました。
吸った空気が喉を通って体中に流れていく。
呼吸に合わせて肺が縮んだり膨らんだりする。
ただそのことだけに意識を集中する。
雑念が湧いてきたら、初めからまた、呼吸だけに集中する
このマインドフルネス
ネットで調べると
「最新の脳科学で「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」などの効果が実証され、アメリカではグーグルをはじめフェイスブックやインテル、マッキンゼーといった企業のほか、政府機関の研修でもマインドフルネスは取り入れられています。
また、小学校などの教育機関で積極的に取り入れた結果、子どもたちのいじめや差別が減ったという報告もあります。
日本でも、テレビや雑誌で特集が組まれるなど、マインドフルネスはいま世界的に大きな注目を集めています。」
NHKスペシャルで取り上げられていますね
https://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html