ファンヒーター
トヨトミのLRシリーズ使ってます。
十数年前の物だけど未だに現役です。
今だとLR-68AまたはLR-68
http://www.toyotomi.jp/product/oil-heater/antique.html
このファンヒーター優れものです。
体育館等で使われているダイニチのブルーヒーターを見た事があると思うのですが、あの要領です。
鉄板を暖め上にある緩やかなファンで送風、鉄板の輻射で暖房する。
トヨトミのこのファンヒーターは、その形状から昔の石油ストーブと勘違いする人がいます。
でもファンヒーターなのです。
通常のファンヒーターは灯油を燃やしその温風を一定方向から流すだけ。
でもこのファンヒーターは円筒の鉄板を暖めそれを包み込む様に設置された反射板で前方の広い範囲に輻射します。
さらにその背後に大型のファンがあり、それがゆっくり回転し柔らかな風を送ります。
通常のファンヒーターが直接風ならこのファンヒーターは輻射を使ったじんわり暖房です。
あと通常のファンヒーターは最小燃焼になっても少しづつ燃焼し続けます。
でもこのファンヒーターにはそれを止めてしまう機能があります。
このシリーズには大きいのと小さいのがあります。僕も買う時悩みました。
L-68(大きい方)
木造18畳、コンクリート24畳
暖房能力最大6.79キロワット、最小2.60キロワット
燃料消費量最大0.660L/h、最小0.253L/h。
参考迄にダイニチの同等品FW-675LX
木造18畳、コンクリート24畳
暖房能力最大6.7キロワット、最小1.34キロワット
燃料消費量最大0.651L/h、最小0.130L/h。
このL-68の優れた機能
灯油セーブ(設定温度よりも室温が焼く3°上昇すると消火して無駄な暖房を抑える
室温が設定温度まで下がると自動的に再点火。
小部屋(このスイッチを押しておくと、木造18畳、コンクリート24畳が木造15畳、コンクリート20畳になります。)
本格的な冬かどうかによって家では小部屋かどうか切り替えるでしょう。
中途半端なファンヒーターより大きな物で一気にあっためすぐに切る。
それとホットカーペットとの併用がおすすめです。
もう一つの小さい方
LR-38
木造10畳、コンクリート14畳
暖房能力最大3.76キロワット、最小1.02キロワット
燃料消費量最大0.365L/h、最小0.099L/h。
参考迄にダイニチの同等品FW-365L
木造10畳、コンクリート13畳
暖房能力最大3.60キロワット、最小0.74キロワット
燃料消費量最大0.350L/h、最小0.072L/h。
このL-38の優れた機能
灯油セーブ(設定温度よりも室温が焼く3°上昇すると消火して無駄な暖房を抑える
室温が設定温度まで下がると自動的に再点火。
ひかえめ運転(このスイッチを押しておくと、運転中に室内温度が設定温度に達して、約30分間安定すると、設定温度を約1°下げて燃焼状態を一段階下げて節約する運転方法。)
実家でこの機種を使っていますがいつも灯油セーブとひかえめ運転は付けっぱなしです。
数値だけ見ると変わりませんがその暖め方は大きく違います。
トヨトミはその単純構造のため年越しの不良灯油でもOKです。室内の壁が暖かくなります。
おすすめです。
どちらかを選ぶかは悩むところです。
LR-68とLR68Aの違いは「汚れんグリップ」仕様くらいだとおもいます。気にする事は無いですね
値段は今現在で(価格.COMとベストゲート調べ)
LR-68Aで最安値28000円。LR-38で19800円。
参考迄に
FW-675LXは30650円。FW-365Lは14900円。
店頭であまり見かけないのですが良い商品ですよ。