EF-X500が、なぜか安売りしています。
そのことは後半に取り上げます。
数年前にフラッシュメーカーのニッシンからのOEMでEF-60という商品が追加されました
それまでは、EF-X500が一番上の商品
EF-60の方は、後から出た商品で、200mmまでカバー、無線通信ができる
どちらがフラッシュのフラッグシップなのか?
性能から推察します
ガイドナンバーから
EF-60はGN60を前面に押し出しています
EF-X500は、GN50
表を見ると
EF-60
EF-X500
50mm相当で比較すると、EF-X500の方が上です
画角のカバーは?
EF-60
EF-X500
両方とも35mm換算で24mm。APS-Cなので16mmから
ワイドパネルでは差がありますね。
比較するにあたり、マニュアルをダウンロードしました
EF-60は、全部で26P
EF-X500は、全部で116P
EF-X500には、
こんな機能があったり、防塵防滴仕様。
詳しく調べるとEF-60の安っぽさというか薄っぺら感が見えてきます
フジは、カメラを何十年も作り続けています。
技術はあります。
無線でのシステムを他者に任せようとしたのかもしれませんね。
無線を使ったシステムは、GODOXが豊富です。
構築するならGODOXを選ぶでしょう
通常使うホットシューにつける純正ストロボという使い方だけで良いと思います
なので選択肢は、EF-X500で良いと思います
ここからは、EF-X500の安売り情報
EF-60は、2020年7月
EF-X500は、2016年7月
とんでもない安売りが始まったのが2020年の2月ごろ
調べるとEF-X500は、不良品を出した時期がありました。
フラッシュがスタンバイ状態のときに、ホットシューとの接続不良などにより、カメラとフラッシュとの間で通信異常が起き、ごくまれに以下の現象が発生することが判明
・アルカリ電池をご使用の場合に電池が発熱し、電池取り出し時に熱傷を負う可能性があり
・フラッシュの電源が入らなくなる現象が発生
2016年のある特定の数ヶ月間に製造された機種が対象で、
フジのHPでシリアル番号を打ち込めば対象かどうかわかります
この現象については、
これら現象は、EF-X500のファームウエアの更新で防止することができます。
僕が持っているストロボは、対象でした。ファームウェアのアップデートで症状は全く出ず。
それから5年ほど経過していますし、格安EF-X500を購入した人の書き込みを見ると届いた商品は
対象Noではないと書き込みされています
念のためFPSにも聞きましたが、悪い情報は見つかりませんでした
なぜ、68000円の商品が、アマゾンで7500円で売っているのか?
アマゾンで売っているものは、新品になっています。
他にも、EF-X500用のバッテリーパックEF-BP1が、安くなっています
ヤフオクのウォッチリストに入れていたEF-X500が送料含めると6770円で落札されています
1個注文してみました
注文時には16個あった在庫が、商品が手元に届いた時に確認すると残り1個になっています
アマゾン内の他の店でも売っているので早い者勝ちですね
ヤフオクの方でも在庫が少なくなり、値段が上がる傾向のようです
メルカリでも安く売ってます
アマゾンで注文したEF-X500が到着しました
現在持っている箱を横に並べ比較。
同じ
中身をチェック
保証書と日本語の116Pの説明書なし
日本語の説明書は、HPからダウンロードできます
他は全く同じ
梱包のビニールを見ると開いた形跡なし
EF-X500に刻印されたシリアルNoでチェック
対策後に作られた商品のようです
カメラに取り付けバージョンチェック。
問題なし
X−T2に取り付け、各種発光テスト
全く問題無いし
お買い得です