タイヤの空気圧3

以前に紹介した、旭工業さんのダイヤル式タイヤゲージ AD-110を買ってしまいました。
モノタロウさんで送料込みで2580円です。
他に良いものがないのか更に調べましたが、BALもメルテックも地味な名前のところもほとんど日本で企画して中国や台湾で作らせたものばかり。
MADE IN JAPANにこだわっているところはほとんどない状態。
調べたところこの旭産業さんだけなのかも。
http://www.air-asahi.com
住所を調べグーグールマップでお散歩すると、大田区の小さな事務所のような建物。
従業員20名の大田区のJAPANにこだわった企業のようです。
電話で聞きましたが、国内生産だからこそ出来ることとして、販売店経由で送ってもらえれば精度をチェックし、修正してくれるそうです。海外生産では無理ですよね。
どんな小さなものでも、出荷前に必ず検品してくれるのもありがたいです。

いろいろな商品を出していますが、一番売れているのが、「ゲージボタル」という商品。

税抜きで16000円しますが、業務用としてかなり売れているようです。
やはり精度チェックしての微調整が可能なことが受けているのかもしれません。

今回購入した安物のAD-110

見た目はオモチャみたいです。

専用のケース付き。
末端は、

車のバルブにねじ込んで固定するタイプではなく、押し込んで使います。
反対側には押し込みやすいように刻みが入っています。
対面側には調整ネジ。このマイナスネジで正しい圧を調整しているようです。
なので決して回してはいけません。

使い方は、簡単。車のバルブに押し付けるだけです。
するとタイヤ内から空気が出てAD-110の目盛りを動かします。
背面の銀色のボタンを押すと中に入った空気が放出され目盛りが元に戻りリセットされます。

使い方にはかなりコツが必要です。
バルブに対して垂直に押し付けないとエアーが出て行ってしまいます。
慣れるまでなんども試して無駄のない押し付けができるように練習する必要があります。

もっと高い商品ならバルブに直接ねじ込み、エアーを抜くボタンが付いているものがあります。
しかし16000円以上します。

前回購入したメルテックのML-270

この機械は、数値を入れて稼働すると、その設定値に達したら自動で停止してくれます。
試してみました。
215Kpaを設定して空気注入。
その後、購入したAD-110でチェック。
設定通りの215を示しました。
測るときに少しだけ「シユー」って音がしてタイヤの空気が漏れました。
再び測ると、210。再び測ると205。
押し込むたびに空気が若干漏れます。
一発で決めれば全く空気が漏れないので変化しません。
少しでも斜めになっていると空気が漏れます。
AD-110自身にも空気がほんの少しだけ送られるので、測れば測るほど空気圧は減っていきます。

今回の目的の一つ。
メルテックの機械の数値は正確なのか調べたい。
結果は、正確。
とりあえず、AD-110はつかわず、メルテックのML-270だけでも良さそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です