エアコン内にカビが生えるのはなぜ?

エアコン内に熱交換器というものがあります。
別名「冷却フィン」。

エアコンのフィルターを外すとこのフィンが見えます。
このフィンの中に導管が無数に通っています。

表面は熱効率が良いように薄い金属のものが組合わさっています。

冷房の場合は、ここが冷やされます。
室内の空気がこの冷やされた熱交換器のフィンの間を通り冷やされた空気になって室内に注がれる。
暖房はこの逆。

湿気のある暖かい部屋に、冷たい氷入りのコップを置いたらどうなるでしょうか?

同じ事がエアコン内の熱交換器(フィン)の表面でおきています。
ダイキンの場合、ストリーマという電気ショックでその水分中に含まれるかもしれないカビ菌などをやっつけてくれます。
他にもこの熱交換器部分の素材に抗菌もしています。
親水性を良くしてほこりと水分と一緒に下に流れやすくもしています。

エアコンが動いている間は良いでしょう。

問題は止まった後。
程よい水分。温度。エアコンを止めてからがカビ菌達のゴールデンタイムです。

良く節電などと言ってマメにエアコンを付けたり切ったりする人がいます。
または少し付けて、ある程度冷えたら数時間後にまた付ける。
これよくないです。
例えれば。
洗い立ての洗濯物を外に干す。
生乾き状態のまま、10分ほどしてから霧吹きで再び濡らし室内に入れる。
その1時間後くらいに再び外に30分くらい干す。
霧吹きでその洗濯物を濡らし、また閉め切った室内に戻し。
これと同じ事をしている事になります。
ダイキンの人が言っていました。
同じ年数使っていてもエアコンの中が真っ黒の人と、とてもきれいな人もいる。
その違いはフィンに付着した水分の蒸発頻度の違い。

ダイキンは「ストリーマ」で電気ショックを与えるので日中に付着したカビは気にする事はないでしょう。

ダイキンには便利な機能があります。
「ストリーマ内部クリーン」
単独で。または停止してから勝手に働く。
ストリーマでプラズマ放電しながらフィンに付いた水分、エアコン内部に残った水分を送風で乾かしてくれます。

就寝時にエアコンの停止。自動で内部クリーン機能が働きます。
それから2時間から3時間かけて送風のみで乾燥してくれます。
停止すると勝手に働くので、まめにエアコンを入り切りする人にも有効。
気になる電気代は1回2-3時間も動くのに2円から3円。

買った当初は停止してから3時間近く動きっぱなしなので電気代を気にしてその機能を使っていませんでした。でも改めて、送風を使っているので電気代がほとんどかからない事が分かったので常時使っています。

ダイキンを中心に書きましたが、他のメーカーにも同様の機能があるはずです。
説明書を読み、問い合わせしてみるのも良いと思います。

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