s5proとD90

ニコンから出ているデジカメ一眼レフ。
FX(フル)のフラッグシップはD3。
DX(APS-C)のフラッグシップはD300s。
DXだと1.5倍の焦点距離が使える。
200mmだと350mm相当。
16-85だと24-127。
24-70だと35-105。
この事はとても大事。
D3はかなり重くて高い。同じFXのD700で良いのでは?撮影時の信頼性?速写性能?
いろいろ考えるとD700にグリップつけて使用で良い様に思える。
受光部分の大きいFXとそれより小さいDXの違いは?
良く言われるのは、解像度の違い。
でもA4くらいまでなら大して変わらない。
ダイナミックレンジがFXの方が広い?
その通りだと思う。

そこで愛機S5PRoとD90(DX)でダイナミックレンジ実験。
使用レンズは24-70。マニュアルモード、ISO400、320/1、F5.6。WBオート。ここ迄同じ。
D90の方は、アクティブDライティングなし、標準、より強く。S5proは100%と400%でテスト。
花の部分をアップしました。質感の粘りを比較してください。後でコントラスト付けたり明るくしたりできる事も考慮してください。
撮影後のデーターはサイズ意外は変えてません。

上からs5pro100%、s5pro400%

nurari-hのブログ-f1
nurari-hのブログ-f4

D90アクティブDライティング。上から、なし、標準、より強く

nurari-hのブログ-d1
nurari-hのブログ-d2
nurari-hのブログ-d3

上からs5pro100%(全体)、s5pro400%(全体)

nurari-hのブログ-f11
nurari-hのブログ-f22

上からD90アクティブDライティング(全体)。なし、標準、より強く。

nurari-hのブログ-d9011
nurari-hのブログ-d9022
nurari-hのブログ-d9033

このことからわかった事。
フジのダイナミックレンジはラチュードを広げるのでこの写真で見る限り、花びらの飛んでしまう部分が救われた。その下の葉の部分の濃度は、変わらない。
ニコンのアクティブDライティングは、花びらの明るさは変わらない。その下の落ち込む緑の葉の部分がアクティブDライティングの効果の強さによって明るくなっていく。
フジのS5proの花びらにはニコンに比べふくよかさを感じ、そのラチュードの豊かさにより懐の深さがわかる。
フジのS5proは、結婚式等の黒と白、ストロボ、スポットライト等にやはり効果がありそうだと思った。

ニコンは、暗くなるところを立ち上げてくれるので便利だ。
PCで後処理する事を考えるならS5proでも十分かも。

S5proはD200をベースにしている。
そのカメラの背面にある液晶モニターは、2.5型低温ポリシリコンTFTカラー液晶モニター約23万画素。
そのモニターは暗く、明るいところでは見えずらい。角度によって濃度も変化する。
D3以降のカメラは、3型低温ポリシリコンTFT液晶モニター約92万ドット(VGA)視野角170°。
比べてみると、全然違う。撮っていてもストレスを感じない。見る角度を変えても濃度は変わらない。
明るいところでもある程度見る事が出来る。

キャノンで調べてみると同じ様に前の型の液晶は同じ2.5型TFTカラー液晶モニター約23万画素。
1Dsマーク3ですら、3型23万画素。5Dマーク2で今のニコンと同じ3型低温ポリシリコンTFT液晶モニター約92万ドット(VGA)視野角170°。

しかし同じ条件にして今回の2台のデーターをPCで見比べるとあまり変わらない。
癖を掴めば使いこなせます。
今回のテストでそのカメラの考え方の違いを改めて実感できました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です