ワイヤレス撮影

以前から十秋商映さんでワイヤレスレリーズを購入しています。
手元にある物を並べてみると
過去に別に購入した「YONGNUO TN-128」
433MhzのJJC製の「JF-U2」
2.4GhzのJJC製の「JF-G2」
JF-G2の不具合により代替えとして使っている「YONGNUO CTR-301P」
今回、手に入れた新製品の「YONGNUO RF-603N Ⅱ」

これらのすべてのテストレポートを写真入りで書き込もうと思いました。
が、「YONGNUO RF-603N Ⅱ」の性能がすべてを超えているので書く意味が無い。
なので過去の他社製品、旧製品を交えながら
「YONGNUO RF-603N Ⅱ」のことを詳細に書こうと思います。

「YONGNUO RF-603N Ⅱ」外観

横に2.5mmのステレオミニジャックの穴があってコードを差し込めるようになっています。
上の写真はニコン用。
他にキャノン用もあります。
以前、JJCの製品を購入した際にニコンのカメラのホットシューにうまく入りませんでした。
ピンが出っ張っていて引っかかり入らないのです。
十秋商映さんに言って取り替えてもらいました。
その後、調べてみるとJJC製品のホットシュー部分はキャノン仕様。
ネットでの情報で、Canon用のホットシューは、他のカメラにはきつくて入らない事が多いという書き込みを見つけました。
なので、購入するならニコン用が良いと思います。

この製品。
ニコン用とキャノン用があります。
違いはなにか?
このYONGNUO RF-603N Ⅱのホットシューに挿した純正ストロボのスリーブ解除が半押しで出来るかどうかのみ。
専用を買ったとしてもTTLは使えない。
専用ストロボを使った多光ライティングは。純正だけでTTLによるワイヤレスが確立されている。
なので、購入するなら無難なニコン用をお勧めします。

YONGNUO RF-603N Ⅱの特徴

最新FSK 2.4GHz技術を使用し、遠距離コントロール良好、最大到達距離:100m(理論値)

チャンネル:16チャンネル

カメラのシャッタースイッチを有線/無線コントロールすることが可能

カメラのシャッターボタンの半押しと全押しの遠隔操作が可能

レリーズコードの付け替えにより多くのカメラで使い回しが出来ます。
本体側へのコードの差し込みは、2.5mmのステレオミニジャック。
他社のJJCも同じなので使い回しが可能です。

カメラのホットシューに取り付ける際のシューロックリングにより脱落防止

シンクロスピードの高速化
Canon EOS5D MarkⅢで1/200
Nikon D800で1/250
Canon7DやNikonD7000で1/320。
しかし、スタジオ用のストロボでは、高速にすると光がけられる事もあるのでそのカメラでテストは必要です。

TXモード(送信専用)TRXモード(送受信自動切り替え)
これにより空発光可能です。

シンクロ電圧
12V(過去の製品)から300Vに対応。
実は、これが一番の売りではないのか、と思っています。
JJC製品を購入し、しばらく使っているとうまく動作しなくなる。
送信しても、受信機が反応しない。
原因は、私の予想なのですがこのシンクロ電圧ではないかと考えています。
ストロボメーカーのNissinさんのブログによりますと
「中央のシンクロ用ピン(赤丸部)と、シューの金属部分(緑の矢印部)に「ストロボ側から」電圧をかけているのです。ストロボのシューが金属でない場合は、シューの根元に金属の板バネが入っていて、そこがカメラ側のシュー部分に触れるようになっています。
カメラでシャッターを切った時に、この2点間がカメラ内部でショートすることでストロボが発光するのです。単純!」

この際に、カメラ側に電圧が発生します。
ストロボメーカーのプロペットさんに電話で聞きました。
最近発売の電源部やモノブロックはすべて低電圧。
しかし、今まで使えていたのにシャッターをきってしばらくすると故障する。

どう考えてもこの「ショートさせる」仕組みが原因にしか思えない。
このYONGNUO RF-603N Ⅱは300Vに対応したのでその点、安心です。

旧製品のRF-603では、使うカメラを選びましたが
YONGNUO RF-603N Ⅱは、ホットシューがあるすべてのカメラ対応。

電池仕様:単四電池2本

電池寿命:常温でTXモードは約400時間、TRXモードは約45時間

電源は自動OFFしないので要注意。

何が出来るのか、どこまで出来るのか?
ここからは実際の写真とともに説明します。

単4電池を2本入れます

ニコン用の10ピンの接続コードです。
付属でついてきます。差し込み口はJJCなどと同じ2.5mmのステレオ見にジャック。

今回テストで使うカメラはFUJI X-T1
接続コードはキャノンのCケーブルが使えるので十秋商映さんのJJCのコーナーより購入しました。

カメラに直接つなぎ有線レリーズのテスト。
YONGNUO RF-603N Ⅱには、インジケーターランプが左右2個あります。
YONGNUO RF-603N Ⅱのボタンを押すと、そのうち右側1カ所が赤く点灯しシャッターが切れました。

次にもう一つYONGNUO RF-603N Ⅱを用意。
YONGNUO RF-603N Ⅱのボタンを押すと今度は、ワイヤレスでシャッターが切れました。
同じく右側の1カ所が赤く点灯し、シャッターが切れました。

このコードを用意します。
このコードは、十秋商映さんで単品で購入可能になると思います。
要望しておきました。

もう一個YONGNUO RF-603N Ⅱを用意し、このコードを差し込みます。

JJCの商品の場合は、ストロボ接続用は上のコードになります。
YONGNUOはシンクロソケットでの接続です。

コードをセットしたら、モノブロックやスタジオ用ストロボなどに差し込みます。

カメラ側は、このようにセット。

今まで使っていたJJC製品では、これが出来ませんでした。

JJC製品では、上の写真を見ると分かりますが片方のホットシュー部分が三脚穴。
なのでカメラのホットシューからの信号を受け取って送信出来ません。

YONGNUO RF-603N Ⅱは、双方にホットシューがついています。

この3個の組み合わせで、ワイレスシャッターとワイヤレスストロボレリーズが同時で可能。
ちゃんとストロボともシンクロしています
この組み合わせでは、YONGNUO RF-603N Ⅱのインジケーターランプは、
右側大きく点灯、左側軽く点灯に変わります。
おそらく左側のランプはホットシューからの信号を受け取ったらつくのだと思います。

YONGNUO RF-603N Ⅱが十秋商映さんで2個とカメラとの接続コードが1本入って
税込み3950円。
他にストロボとのシンクロ用に単体でコードが必要です。
十秋商映さんで近々、ラインナップされるので問い合わせてください。
最初の方に書きましたが、ニコン用とキャノン用がありますが、
純正のストロボのスリープ時からの立ち上げのみの違い。
他のカメラへのホットシューへの接続などを考えればニコン用が無難です。
しかし、キャノンでテストした訳でないのでもしかしたら他に隠された機能があるのかもしれません。
同様の商品を分解し、調べたページを見つけました。
中身を見るとホットシューの中の配線。
中央の一番大事なところだけ配線し、他の端子には接続していない。
見せかけの製品も存在します。実際にはホットシューの中の中央だけが必要なのでそれで良いのかも、

実はアマゾンで少しだけ安いところ見つけました。
でも十秋商映さんを強くお勧めします。
過去に、不良品や、使っていて故障したとかに対し、とても丁寧に紳士に応対してくれました。
どうせ安物だろうとあきらめずに交渉し、どれだけ救われた事か。
アフターサービスに関して、自身を持ってお勧めします。
売りっぱなしではない。

今回は、FujiのX-T1でテストしましたが、ニコンやキャノンでも同様に動くと思います。
おすすめです。

今回のこの記事は、
http://photocat.jp
のアクセサリーに投稿した記事をそのまま載せたものです。
質問などはphotocat.jpですると他の第三者の意見も聞けるので有効かと思います。

参考に
(法律?今回の記事に関して突っ込まないでください)

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