ホワイトバランス

ホワイトバランスの実験。
使うのは銀一のシルクグレーカードVer.2。
https://www.ginichi.com/shop/products/detail.php?product_id=13819
本製品は裏面にデジタルカメラ、デジタルビデオカメラのホワイトバランス設定に最適な反射率約50%のライトグレーをグレー面同様にシルクスクリーンにて印刷し、用途の幅を広げています。
昔からある銀一のグレーカードには疑問を感じていました。ネガ時代の適正露出を求めるためのものであり、デジタルのための色バランスを求める用には作られていないのではないか?
昔、電話で聞きましたがデジタルカメラにも使えますよとの返答。
しばらくしてver2としてデジタル用が出ましたね。
使うカメラはfujiのX-T1。完全フルオートで実験です。

まず初めに室内の電球の下にカードを置いてホワイトバランスを取る。
その後撮影。

2番目に室内灯を消した、障子ごしの木漏れ日で同様に

3番目に強い日差しの屋外で同様に。
撮影したRAWファイルを専用のシルキーの現像ソフトで開く。

結果の写真

電球の下での写真。
ソフトで確認すると
色温度 2468 色偏差-3 画面上を探るとR192 G192 B192
フォトショップで開いて見ると、R176 G176 B176。

室内障子越しでの写真。
ソフトで確認すると
色温度 5013 色偏差+1 画面上を探るとR190 G190 B190
フォトショップで開いて見ると、R176 G176 B176。

強い日差しの屋外での写真。
ソフトで確認すると
色温度5708 色偏差0 画面上を探るとR223 G223 B223
フォトショップで開いて見ると、R202 G202 B202。

全てRGB値はフラットです。
しかし色温度が違う。
では色温度って何?
何を基準にどう決めている?
いろいろ調べてわかったことは、JIS規格があり、CIEの定義したxy色度値がある。
UV色度図上の黒体奇跡の表があり、相関色温度で表してもよい色の範囲などいろいろな基準がある。
写真分野で実際に使われている色温度は,ほとんどの場合,相関色温度の意味で使われている
カラーメーターなどは、センサーがCIEが定義したxy色度値を算出。
次に色度値から,もっとも近い黒体の色度値を求める。
この際,xy色度値をより人間の感覚に近いuv色度値に変換してから黒体軌跡上の最短距離の点を求める.この点に対応する絶対温度が,測定した光源の相関色温度になる
わけのわからない言葉を羅列しましたが、カメラメーカーはある基準に則って色温度をあてている。
それそれの光源下でフラットがある。
ここまで書いてもまだよくわかっていない自分がいます。

とりあえずいつも通りメモ代わりに記します。

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