フィギュアスケート

テレビでフィギュアスケートを放送しています。
テレビで見たり応援したりするのは無料です。

以前から疑問に思っていた事。
費用はいくらかかるのか?
誰が払っているのか?

有名になればCMの収入が有ります。
スポンサーもつくでしょう。
しかし、それまでにどれだけの犠牲を家族が払ってきたのか?

調べてみると

スケート教室のグループレッスン代は、週1回で月謝は1万円ほど。
有名なコーチのレッスン代は、時給1万円以上。
外国のコーチだと月何百万円もかかるかも。
国内の大会に出場するための交通費。
自分だけでなく、コーチや付き添いの分もかかる。
飛行機だと手荷物もかかってくる。
海外だともっと必要。
その他に衣装代。
スケート靴。振り付け師。

タラソワクラスだと年間契約で1500万円以上必要らしい。

有名になればCMやスポンサーからの支援が期待出来るけどそうじゃなければ家族の負担もかなり大きいと思います。

子役の本田望結は、兄姉本人、妹がフィギュアをしている。
子役で稼いだ費用で頑張っているのかもしれません。

羽生選手がオリンピックで獲得した
「日本オリンピック委員会(JOC)などから給付される報奨金」
マスコミは記者会見でしつこくその使い道を聞いていました。
東日本大震災の被災地支援などに充てると即答していましたが、彼の心の中はニコニコしながらも怒りで沸き立っていたかもしれません。
彼は有名です。スポンサーもついています。
しかし、同年代で頑張ってきたフィギュアの知り合いは、衣装もお古、母親も頑張って遠征費用を捻出している。そんな姿を目にしているでしょう。
スポーツにはお金がかかる。
それを視聴者の人がどれだけ分かってるのでしょう?

フィギュアスケートの選手の姿を見て気がついた事が有ります。
テニスやスキー、スノボのような選手からは、スポンサー名が目に飛び込んできます。
しかしフィギュアの選手の衣装にスポンサー企業の名前がぺたぺたついていません。
スケート靴にもスポンサー企業の名前など有りません。
スキー選手は、インタビューのときスキーを持ち上げ裏に書いてあるスポンサー名を見せている。
プロスポーツ選手にとって、スポンサー名を見せる事が費用獲得にとってどれだけ重要な事か。
フィギュア選手にそれは出来ません。
衣装にユニクロって書いてあれば大問題になります。

羽生選手がオリンピックで金メダルを獲った。
その報奨金の使い道をしつこく聞いて被災地の支援に充てるとの発言をさせた。
そして美談として記事にする。
スポーツ選手には、その活躍そのもので応援するという役目が有りそれだけで十分ではないでしょうか。

スポーツ選手の寿命は短い。
現役の頃はチヤホヤしておいて、引退後はバラエティで色物扱い。
国の力で、ある程度の成績を残した人には、引退後のお金を保証してあげるべきだと思います。
そして収入の心配なく後進の指導に専念してもらう。

すべてのスポーツ選手が報われるべきだと思う。

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